東京は暑い。今年の暑さは異常だ。人々は、そんなわけでたくさんの汗をかく。私も汗かきだ。洗わなければ臭いだろう。夏は良く水浴びをする。汗の匂いを取るより体を冷やすためだ。女性タレントが男の体臭が臭いと言って、所属会社を解雇された。こんな程度で解雇とはやりすぎだ。差別の意図があるわけではないであろう。男だって女だって夏は汗臭い。食べ物の匂いも臭い物がある。ニンニク、納豆、漬物、干物など日本食品は臭い食べ物が多い。日本社会は寛容性をなくしている。タレント、芸能人、有名人は何も言えなくなっている。何か言えば、上げ足をとられる。ネットで炎上だ。時には仕事まで失うのだ。下手な事は言えないと自己保身でびくびくしている。戦前の密告制度のような陰湿さだ。天皇制を批判した、戦争批判した、東条総理大臣の悪口を言った等で密告され警察に逮捕された。今は、体臭臭いと言ったところで逮捕される事はないが、似たようなネット上の密告が横行している。日本では目立つ事はしないようにしないと叩かれる。叩かれないようにするには、空気になる事だ。日本は、おかしな国になっている。元々、同調性の強い国民性だが、最近さらに同調性が強くなっている。皆と同じ事をしないと、いじめられる。だから人の顔色を常に気にしている。みんなと同じ食事をして、同じ色のうんこをしてないと叩かれるようだ。日本では個性の尊重とは言葉だけだ。個性を押し殺して生きてゆくのが日本では得策のようだ。違いを認め合う社会にしないといけない。ネットの肥溜めは見ない、触れないようにしたほうがいい。暑いのに、さらにネットいじめで心を荒らされる。日本は、本当におかしな国になってしまった。異常を異常と言える人間もいない。言えば集団でたたく。異常な日本は、歴史の闇に消えてゆく運命でしょう。