選挙の効果

総選挙の意味

自民党本部襲撃 バリケイト伊東

2024-10-19 14:36:05 | 政治
 自民党本部が49歳の男に襲撃された。車にはガソリンを多く積んでいた。火災を起こすつもりで車で突入したようだ。組織的犯行か、単独犯かはわからない。自民党の裏金問題や様々な問題に怒りを感じて行動を起こしたのか。自民党のいい加減な政治には多くの日本人は怒っている。この男は直接、怒りを爆発させたが、共感する人は多いのではないか。今の日本人的には暴力はいけない、暴力では社会は変わらないと言う人も多いのだろう。しかし、世界の歴史は暴力で大きく変わってきたのだ。フランス革命、ロシア革命、第二次世界大戦、世界が大きく変わる時は、暴力の洗礼を受ける事が多い。日本だって幕末には多くの暴力事件が起きた。そして近代に変わっていった。今の日本人は去勢されている。世界一怒らない民族になっている。10万人もの人間が自民党本部に押し寄せて火炎瓶を投げるような事になれば、政治が大きく変わるだろう。そんな事はまったく起きない。多くの日本人は、政治そのものに関心がないのだから。一番支持が多いのが無党派層だ。無党派が政治に目覚めれば、日本は大きく変わる。不安しかない国で怒らない。日本は衰退し、疲弊しているのに市民の怒りの声が小さい。日本人は平和を愛し、暴力を嫌い世界一優秀な民族ですなんていう政府発表の標語を信じているのか。毎日、詐欺、強盗、性犯罪、貧困、いじめ、人権侵害が多発の国、それが日本です。どこの国でもいい面と悪い面があるのだ。いいとこしかない国などないのだ。日本は悪い面を見ようとしないで、いい面だけを取り上げ日本すごいの自画自賛ナショナリズムを演出している。能登では未だに倒壊した建物が片付いてない。水害で住む家を失った人も多い。政府の支援が届いてない。ボランティアが滞在する住居もない。カップラーメンと冷たい飯では心が折れるだろう。すぐ側の金沢では観光客が押し寄せている。同じ土地で天国と地獄が共存している。東京も天国と地獄が共存している地域だ。日本で一番豊で一番貧しい。東京人の酸素不足の顔を見ていると悲しくなってくる。政治なんて誰も関心がない。時折の政治テロが少し虚構と閉塞の夢から目覚めさしてくれる。自民党本部を襲撃した男を責める気にはならない。