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またえん罪 バリケイト伊東

2024-10-23 17:14:42 | 政治
 また再審請求が認められた。福井で1986年に起きた女子中学生殺人事件で逮捕された人だ。一貫してやってないと訴えてきたが、認められず7年の刑に服した。今日、名古屋高裁金沢支部は、その人、前川さんの再審請求を認めた。うれしかっただろう。証人が嘘の証言をした可能性があると裁判所は認めた。警察の違法捜査によって前川さんの人生はめちゃくちゃに壊された。今後の裁判で警察や検察の違法な捜査が明らかにされるだろう。日本ではつい最近、袴田さんの無罪判決が出たばかりだ。山ほどのえん罪が眠ってる。全国で無実に叫びを上げている人が多くいるのだ。強引な取り調べ、長時間の取り調べ、罵声を浴びせながらの取り調べ、証拠の捏造、証人に嘘の発言誘導などで無実の人を犯罪者に仕立て上げるのだ。えん罪は犯罪だ。裁判で無罪になっても、担当した警察や検察、裁判官が謝罪する事はまれだ。警察や検察は近代刑法の疑わしきは、罰せずという理念を無視している。日本の司法は、疑わしい人は証拠を捏造しても犯罪者に仕立て上げるのだ。警察や検察の正義とは何なのだ。組織のメンツを守るためには、きちんとした証拠もなしに逮捕、起訴する。死刑にした後で真犯人が逮捕されたらどうするのだ。生き返らせる事はできないのだ。日本にはえん罪防止法がない。えん罪は犯罪なのだ。無罪になったら担当した警察官、検察官、裁判官は責任を取らなければいけない。裁判を開始して真相を追及し、刑を科す。今の日本では謝罪すらしないのだから話にならない。石破政権になったのだから、えん罪という人権侵害に前向きな対応してくれればいい。政治家もえん罪被害者になる可能性は多いにある。ライバル政党や政治家に罪をかぶせられるかもしれない。真剣にえん罪防止法を制定しなければいけない。日本からえん罪という組織的犯罪を根絶しなければいけない。他人事ではない。明日は我が身だ。あなたが何も悪い事をしないのに犯罪者にされるかもしれないのだ。バラエティ番組を見てゲラゲラ笑ってる場合ではない。