選挙の効果

総選挙の意味

岸信千代 バリケイト伊東

2023-04-14 12:41:51 | 政治

 岸信千代32歳(きしのぶちよ)って誰だ。政治に詳しい人なら少しは知られた存在だ。名前からして江戸時代の殿様だ。今も山口県では殿様だ。家系がすごい。親族から3人もの総理大臣を出しているのだから。安倍晋三、岸信介、佐藤栄作の3人だ。父親は、岸信夫だ。岸田政権で防衛大臣をしていたが、体調悪くして辞任した。それで、息子が山口2区の補欠選挙に出馬した。対抗馬は財務省出身の平岡秀夫氏だ。過去に4回衆院選挙に当選している。選挙には強い。世襲の岸信千代といい勝負だ。岸信千代は、臆面もなく自分の家系図をネットにのせた。どうだ、俺の家系はすごいだろう、総理大臣3人も出しているのだ。今時、そんな家系自慢にひれ伏すような人間はいない。むしろ、非難を浴びてネットから削除した。2世議員のあほさを象徴しているようだ。親の七光り、親族の七光りで政治家になろうとする魂胆が気にいらない。自民党には2世議員が多すぎる。岸田総理も2世議員だ。世間知らずのおっさんだ。家系だけで政治家になれ、総理にもなれる日本の世襲制度は、良くない。政治家の親が辞めた後、子供や親族がすぐに立候補できる制度は改善の余地がある。5年位の立候補出来ない期間を設定したどうだ。そうすれば政治経験のない新人とも対等であろう。それでも、親の名前が知られているほうが優位だろう。世襲制は、日本の政治閉塞の大きな原因だ。なにしろ日本の政界には、多くの2世、3世議員がいるのだ。まるで江戸時代だ。大名の子供が大名になれる制度が現代にも生きている。自民党政府は、世襲制を改善しようとはしない。政治が腐ってゆく。日本は、本当に土台が腐り始めている。政治が活性化しない。山口2区の有権者は、世襲議員に投票するのだろうか。家系自慢するような男には投票しない事だ。