今回の衆院選挙は、評価の仕方はいろいろだが、自民党が勝ったと私は思う。自民党だけで261議席で過半数を超えてるのだ。選挙前は自民党に不利の情報が多かったが、ふたを開ければ自民党に票を入れた人が多かったのだ。比例でも自民党に票を入れた人が多かったのだ。投票率は55.9%で戦後3番目の低さだ。日本では70%以上の投票率は、よほどの事がない限り生じない。変わらず若者の投票率は低い。立憲民主党は、選挙前より席を減らした。共産党との野党共闘は、効かなかったようだ。人の心は読めない。自民党でも、選挙に強いと思われていた多くのベテラン議員が落選した。甘利幹事長は選挙区で落選だ。比例で復活当選だ。自民党の幹事長が落選するのは、初めてだ。今回の選挙は、コロナ選挙と言われながらコロナはさほど影響しなかったようだ。選挙中、コロナ感染者は信じられないほど激減した。自民党には追い風になった。8月のように東京で連日5000人を超える感染者出てれば、自民党も苦戦しただろう。今回の選挙、争点がもうひとつわからなかった。ぼけてる。自民党の司令官、岸田総理の演説に人は集まらなかったが、自民党は勝った。結果がすべてだ。今の日本人の心には不安のマグマがたまってる。日本は女性の感性で社会が動いてる。不安だからこそ強い、大きい、巨大看板に女性はしがみつく。立憲は、女性からすると、頼りのない存在に見えるようだ。枝野代表にカリスマ性は乏しい。岸田総理だってカリスマ性は乏しい。日本人の政治家の選び方は、わからない。不思議だ。地縁、血縁、宗教のつながり、労働組合、経済団体等の組織が強い影響力を持ってるのか。40%は無党派だ。この人々はどこに入れたのだ。自民党か。維新か。自民党の岸田総理は、人間性がよさそうだから国民のためにいい政治をしてくれるだろう。
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