選挙の効果

総選挙の意味

憲法審査会の猿 バリケイト伊東

2023-04-04 12:20:55 | 政治

 立憲民主党の小西議員の憲法審査会へのさる発言は、少しさざ波を起こしている。毎週、審査会を開催するなんて猿でもやらないと、小西議員は皮肉った。立憲民主党は、憲法改正には否定的だ。小西議員が毎週やるなんて早急すぎるだろうと怒るのは理解できる。改正に前向きな自民党や維新議員から憲法審査会を侮辱したと、抗議の声があがった。憲法改正反対の立場の私からすると、憲法改正ありきで進められる審査会の審議のやり方は、疑問だ。憲法改正なんてまったくやる必要はない。一文、一行変える必要はない。憲法を変えれば、何かいい事あるみたいな雰囲気作りを、一部マスコミや自民党は狙っている。自民党保守の憲法改正は、戦前の憲法を復活させたいようだ、天皇を政治の中心に置くなんて、時代錯誤もいいところだ。今の平和、自由、豊かさ、人権が守られているのは、現行憲法のおかげだ。戦前の日本は、平和はなく、自由もなく、貧乏、人権などない国であったのだ。戦前に戻すような憲法改正は絶対にやってはいけない。今の日本人の90%は戦後生まれだ。戦争を知らない人がほとんどだ。だから戦争犯罪のひどさを知らない。侵略戦争を欧米の植民地支配からの解放だなんていう詭弁を信じてはいけない。今のところ、憲法改正の発議にはならないであろう。まだハードルは高い。改正派の一番の敵はアメリカであろう。アメリカの政治家には、最近の日本の右傾化に警戒感を抱いている人が多い。民主主義が理解できない日本に、アメリカが現行憲法をプレゼントしたものだ。日本が憲法改正するなら、中国やロシアが侵略してきても、大統領やアメリカ議員の多くは、日本を守ってやらないぞと言うかもしれない。小西議員の発言は、少し言い過ぎだが、大騒ぎする事ではない。政治活性が低い日本で、些細なことを拡大して反対派を押さえ込むような事をすべきではない。もっと取り上げなければいけない事、多くあるだろう。日本の政界には、猿とゴリラとチンパンジーしかいない。似た者同士だ。くだらない事で争ってる。馬鹿馬鹿しい。疲れます。