選挙の効果

総選挙の意味

線状降水帯 バリケイト伊東

2023-07-04 12:22:20 | 政治

 九州での雨がひどい。線状降水帯という言葉もなじみになった。滝のような雨が短時間で降る。熊本や大分、長崎、鹿児島は線状降水帯が発生しやすいようだ。テレビからは、まるでアマゾンの雨季のような映像が放送されている。畑や水田は湖と化している。排水が追い付かないのだろう。なぜ、線状降水帯が発生しやすくなったのか。地球温暖化が一番の原因だろう。地球温暖化で海水温も高くなっている。高くなれば水蒸気の発生量も多くなる。水分を多く含んだ雲が大量の雨を降らせる。今後も大雨が九州だけでなく、日本中で降るだろう。日本の8割は山だ。傾斜地に雨が大量に降れば、土砂崩れを引き起こしやすい。土砂崩れ災害も深刻な被害を発生させる。熱海での土砂崩れ災害は記憶に新しい。地球温暖化は止まらない。化石燃料による二酸化炭素の排出量は、年々多くなる。異常気象が地球の生理を狂わしてしまう。地球のある所では、大雨、あるところでは乾燥化が進み人間を苦しめる。元を正せば、人間の過剰な欲望が原因だ。過剰に食べ、過剰に着る、過剰に遊ぶ、人間が過剰に豊かさを求めた結果が今の環境破壊をもたらしている。人間は縄文時代に戻れない。縄文時代の生活をしていれば自然を破壊しない。科学文明は豊かさをもたらしたと同時に地球の生態を壊した。今のまま突き進めば人間は絶滅する。線状降水帯のような大雨は、まだ始まりだ。これからもっとすごい災害が人間を襲う。日本は自然災害のデパートのような国だ。心の準備をしなければいけない。大雨、地震、台風、火山噴火、津波、大雪などが日本を襲う。日本に生まれたのは運命だ。いやなら自然災害の少ない国に移住するしかない。