千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

3月20日 お弁当はお彼岸のおときです

2016-03-20 19:55:34 | グルメ
今日は春のお彼岸お中日です。
お寺では法要が行われます。
11時より法話その後申し込み順にご回向。
ご回向を済ませた方からおとき。

このおときを作るために17日からお弁当作りが
始まっています。

今日は黒豆ご飯を炊き、人参・椎茸・蒟蒻・煮卵・
煮豆・天婦羅・塩昆布・たくあんを詰め合わせる
作業をします。

秋のお彼岸ではあまり早く行きすぎたので
今日はセーブし7時40分伺いました。

もう3人の婦人会の方が米研ぎや
煮豆をアルミホイルに入れたりされてました。

まず5升の黒豆ご飯が一番です。
ガス炊飯器なので20分で炊け10分蒸らします。

4階の調理室と庫裏の台所の2ヶ所で7回炊きます。



弁当作りはおかずもすべて出来上がらねば
詰められません。

庫裏では昨日できあがったおかずを
すべてもう一度煮直します。

皆さん手順よくお弁当パックにご
はんやおかずを詰め込みます。



おときは1F和順ホールで召し上がる方と



お持ち帰りの方がいるので包装します。



本堂玄関で、おとき用ラベルと引き換えにお弁当を渡します。



もう包装が間に合わなくなっていますね。

おときの札が出てこない方もいます。



「今度はなくさないようにして下さい。」
と、言いながらお弁当を渡したり

「家に兄が待っているのですが、だめですよねえ~」
なんて言われこちらも当惑したり心が揺れます。



札を渡すようになってお弁当も少し余裕ができ、
こっそりお渡ししました。


さて、今日の千代の思いやり弁当は

お寺の奥様の心遣いで、このお寺のおときをいただきました。







p.m.3:45お届けしました。

「こんにちは。」
「こんにちは。」

今日は息子様が出てこられ

「お寺でお彼岸の法要がありました。
皆でおときを作りましたのでお召し上がりください。」

「ああ。ありがとうございます。
昨日は牡丹餅をいただき、明日は連休ですが
お休み下さい。」  

「いいえ、もう用意しておりますので・・・」








コメント
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