千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

1月18日 好きなものはお箸が使えます(介護施設訪問)

2017-01-18 20:19:09 | 日記
午前中 Y 姉様の居られる介護施設へ
面会の許可を得ました。

その時「おでんの大根やゆで卵を持って行っても
良いか?」確認しました。

「歯があるので介助されるならいいですよ。」と、
言われました。

急いでお弁当を作り、



ぜんざいもお好きだったのでお茶と一緒に
持って行きました。



最近は玄関でポツンと外を見ているのではなく、
集会室にみんなと一緒におられます。

所の人に促され玄関のホールに来られました。

手を振り、オーバーに歓迎をしましたが、
わかっているのかどうかはわかりません。

「暑いねえ~」

「いいえ、今日も寒いよ。」

長椅子に腰かけお茶で乾杯!



お弁当を広げスティックに刺しておにぎりから
卵焼き、大根、茹で卵と食べさせました。

どれも「おいしい。」と、言ってくださり
作った甲斐があります。

ぜんざいの団子はこれもスティックで刺して
口の中に入れてあげました。



スプーンを持ってきたと思っていたのですが
見当たりません。

お箸があったのでそれを持たせると
ちゃんとお箸を握りぜんざいを器の中で



小豆を寄せながら食べられました。



これには驚きました。

最近はスプーンやお箸を食べる時に使う
道具という意味がわからなくなっている。

と、伺っていたのです。

食べ物を口に入れる介助をすれば食べるのですが
じっと見ている状態でした。

「姉ちゃん、ぜんざい好きねえ~」

「うん、おいしいね。」

道具の使い方がわかってました。

その後おかきは半分くらいで残りを取っておこうとします。

もうお腹一杯なのでしょう、食事は終わりにし

最後のお茶です。



「じゃあ、これで帰ります。」

「帰って、寝なさい。」

私が疲れて見えたのでしょうか?

「ありがとう、ゆっくりします。」と、答えました。

所の方にそのことを話すと、

「 Y 様に運動をしないといけませんよ、と言うと
私はなんでもできるのよ。と言われるのですよ。ね!」

受け答えはしっかりしているのですが・・・

今日は食欲もあり、私が誰かもわからなかったでしょうが
会話は上手に成立してました。



コメント
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