狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

恐怖感を持つ人間は善いことよりも悪いことを信じやすく悪いことは誇大に考えやすい。

2016年06月14日 17時46分34秒 | その他の日記



 残念なことではあるのですが、「問題を解決しろ」と述べながら具体的に何が問題なのかを述べない人は存在します。そしてそんな人は問題の解決案は出しません。
 さらに「問題を解決しろ」と言われた人が苦労して解決案を出せば、不平不満の顔つきで了承したふりをして後で「問題は解決していない」と言い出す人もいます。
 問題の論点をどんどんと移動させて相手を攻撃し続けて相手を貶めたいと思っている人は残念なことに存在します。
 全ての事象を独りよがりな善と悪の物語の中に落として悪を糾弾している気分に酔いしれる人というのは残念なことなのですが、存在するのです。

 さらにそのような人達を狙って情報提供をするメディアも存在します。
 メディアも客商売なのですからターゲットを絞って商売するのは当然です。
 問題があるとするならば、メディアの述べることは全て正しいそうあるべきだと思ってしまう純真な心の方です。
 誰であろうと意図をもって情報を発信します。意図をもって情報を発信すれば当然、ノイズが入ります。
 否、全ての情報はノイズが入り混じっていて純粋な情報を受け取ることなど不可能です。
 自分で見たものや触った情報でさえ脳で処理する段階でノイズが入ります。

 どのような情報であろうともノイズは入り混じっていると思って情報の取捨選択をする必要があります。
 情報の取捨選択は難しいですが、過激な言葉や扇動するような言葉を使っている情報は眉に唾をつけた方がよいでしょう。
 そしてできることならば裏を取る習慣をつけておいた方がよいです。
 単語の意味ならすぐに調べられます。明らかにおかしな言葉の使い方をしているならその情報は信用できないと思っていた方がよいです。
 本来の意味ではないおかしな言葉を使うメディアは意外と多いです。
 歴史の事実も簡単に調べることができます。
 歴史の事実を無視したことを述べるメディアも意外と多いです。

 勿論、私のような無知蒙昧な小者の述べることなどは信用してはいけません。駄目絶対。

 猿の時代から、否、それよりも遥か以前の御先祖達が始めたバーチャルな世界に住む我等は情報の取り扱いこそが生命線となります。
 皆様が自分の中に基準を作りより良い情報を取得されんことを。切に願っております。


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