今朝、恒枝直豆さんの飼い犬・ナオミチ嬢と周囲を散歩していると、先日「犬が居なくなった」といって恒枝直豆さんのお宅を訪ねてこられた方のお宅から犬を連れた女性の方が出てこられた。
犬は見付かったようだ。
よかった。
周囲の人は、「山に行って熊に殺られたでは?」などという冗談とも本気とも区別の付かない事を言っていたので、心配していたのだ。
本日、私は倉敷に帰還する。
この富良野山部滞在は、有意義で面白かった。
薪を全て割って「約十トンの薪を割って倉敷に帰った者」という勇名を馳せることは出来なかったが、それは仕方が無い。
人工の音がほとんどしない世界や、高い建物がほとんど無い為に遠くまで見渡せる風景や、夜になると人工の光がほぼ無い暗闇の世界など、今まで味わった事がないことが多くてとてもとても楽しかった。
地元の人達にはこれらの事柄は取るに足らないことかもしれないが、私は面白かったのだ。
本日、これから私は倉敷に帰還する。
倉敷美観地区は私のホームグラウンドだ。
私は倉敷美観地区で生まれ育った。
美観地区の風景は私には見慣れた普通の風景だ。
でも、初めて美観地区に訪れる方には全然違って見えるのだろう。
私は倉敷美観地区で生まれ育った故に美観地区の様々な事を過小評価している可能性がある。
美観地区を新鮮な目で見ることは出来ないが、これからは少し気を付けて倉敷を見ていこうと思っている。
倉敷はいい所だけど、私が思っている以上にいい所かもしれない。
アディオス、富良野。
楽しかったぜぃ。