今日で８月も終わり。

　本日８月３１日は、徳川家康が豊臣秀頼が再建した方広寺の鐘の「国家安康」の文字に言いがかりをつけ落慶法要を延期させた日で旧東ドイツに駐留していたロシア・旧ソ連軍の撤退が完了した日で行方不明となっていたムンクの「叫び」と「マドンナ」がオスロ市内で発見された日でカリグラのお誕生日で大島弓子のお誕生日で初音ミクが世に出た日です。




　本日の倉敷は、雨が降ったりやんだりしていましたよ。
　最高気温は三十度。最低気温は二十四度でありました。
　明日も予報では倉敷は雨が降ったりやんだりするとなっております。


　今日で葉月も終わり。明日から長月です。
　残暑も漸く薄らぎつつあり涼風の立つ頃となりました。
　皆様、お変わりございませんか？　
　暑さの為の疲れを早く取り戻し、どうか健やかな日々をお過ごし下さいませ。

『列車に乗った男』

　昨日の夜は、映画『列車に乗った男』のＤＶＤを観ていました。


　教師をしていたマネスキエはある日、街にやってきたミランと薬屋で出会い、自分の屋敷に招く。
　宿が見つからないミランは土曜日までの３日間の約束でマネスキエの屋敷に泊めてもらうことになったのだが……。


　監督は、パトリス・ルコント。
　出演者は、ジャン・ロシュフォール、ジョニー・アリディ、ジャン・フランソワ・ステヴナン、シャルリー・ネルソン、パスカル・パルマンティエ、イザベル・プチ・ジャック、エディット・スコブ、モーリス・シュヴィ、リトン・リーブマン、オリヴィエ・フォロン、ヴェロニク・カポアン、エルザ・デュクロ、アルマン・シャゴ、ミシェル・ラフォレスト、アラン・ゲラフ、エレーヌ・シャンボン、ソフィー・デュラン、ジャン・ルイ・ヴェイ、セバスティアン・ボネ、ジャン・ジャック・コルニヨンなど。



　映像で表現するとはこういうことなのかな。
　感じたことを文章に表わすのが難しい。これはもちろん私の文章力の無さによるところが大きいし私の経験の無さからくる理解力の無さからくるところもあるのだけれども、迂闊に文章化すると何かがするりと逃げてしまうような……。

　プロットをできるだけ簡素に書き出してみるとこれで映画が撮れるのだろうかと思えるくらい物凄く単純なプロットになる。しかし物凄く濃密。
　あの濃密さはどうやって作りだしているのだろう？　
　静かに物語が進んでいく。こけおどしが無い。二人の男の対比が面白い。演技で見事に性格や感情を表現している。



　男の友情の物語で、他者と知り合ったことでありえたかもしれない別の人生を垣間見た男達の物語。
　面白かったですよ。
　良い映画でありました。

９月の倉敷のイベントの情報。

　今回の記事は、９月の倉敷のイベントの情報を（私が知り得た限りではありますが）御紹介いたしませう、という趣向でございます。





　まずは大原美術館の情報。
　大原美術館は９月は２日と９日と３０日が休館日。
　開館時間は９時から１７時です。
　倉敷にお立ち寄りの際は、是非是非、大原美術館の名画を御覧になってみて下さい。



　９月１４日には、児島観光港から瀬戸内海に沈む夕陽と瀬戸大橋と水島コンビナートの夜景を海上から堪能するクルージング「水島コンビナート夜景と瀬戸内夕陽クルージング」で船が出ますよ。
　児島観光港から瀬戸大橋、象岩、水島コンビナート、児島観光港のルートです。
　１９時出航。
　予約制で所要時間は約９０分。
　料金は大人１８００円、小学生９００円だそうです。
　お問合せは、瀬戸大橋観光船協会へ。




　鷲羽山第２展望台では、９月１４日と１５日に瀬戸内海に美しく沈んでいく夕陽を鑑賞しながらコンサートを楽しむイベント「サンセットフェスタinこじま」があります。
　時間は１６時３０分から１９時３０分です。
　詳しくは、こちらをご覧くださいませ。





　毎月第３日曜日恒例の「くらしき朝市三斎市」は９月１５日に開催です。
　倉敷近郊と高梁川流域の鮮魚や農産品や工芸品や郷土加工品等を販売している朝市です。
　開催場所は倉敷駅前商店街とその周辺。
　開催時間は８時から１１時です。




　倉敷美観地区の倉敷館（観光案内所）では、９月１６日と２３日に『倉敷美観地区スケッチ会＆ハンコ手作り体験』がありますよ。
　時間は１０時から１６時まで（お好きな時間に参加可能です。昼食は各自お取りくださいとのこと）。
　参加費は、絵手紙コースは１０００円（塗り絵タイプ絵手紙シート付）。
　スケッチコースは２５００円、小学生以下は１０００円（各自お好きな画材をご用意くださいとのこと）。
　ハンコ作りは１０００円（備前焼のハンコで焼成後に郵送。送料は１３０円）です。
　講師は、絵手紙コースとスケッチコースは杉田修一先生。
　ハンコ作りは神崎遊庵先生です。
　普段は観ることができない倉敷館の２Ｆからの風景が観ることが出来るそうです。
　倉敷館の２Ｆから倉敷美観地区を眺めながらのんびりとスケッチをしたりハンコ作りをしたりするのは如何ですか？　
　興味のあるお方は是非参加してみて下さい。




　９月２１日には、倉敷市真備町妹・猿掛地内、小田川河畔琴弾岩周辺で「吉備真備公弾琴祭」があります。
　吉備真備公が小田川の清流を望む巨岩の上で琴を弾いたという言い伝えから、中秋の名月の頃に公を偲んで琴弾岩の上で琴と尺八の演奏を行う祭事だそうです。
　１７時から献茶・献花・岩上の弾琴などの祭事。
　１８時から踊り・吉備真備太鼓・福引抽選・花火など各種イベントの催物があるそうです。





　９月２８日と２９日には、岡山県を代表する民謡・下津井節の日本一を決める大会「下津井節全国大会」があります。
　場所は、児島文化センターです。







　以上が今現在で私が知っている倉敷美観地区周辺の９月のイベント情報です。

　他に何か分かったら、またお知らせいたします。

勝利は保証されたものではない。しかし相手を尊重すればよい結果につながる。

　明日はＪ２は第３２節の日。
　我らがファジアーノ岡山は、アウェーの札幌厚別公園競技場でコンサドーレ札幌と対戦いたします。
　キックオフは１４時です。


　昼間の試合となるけど北海道での試合となるのでおそらく岡山での夜の気温より低いです。
　ファジアーノ側が思っている以上に相手選手達は動けるしファジアーノの選手達も動ける試合となりそうです。

　札幌様は現在Ｊ２で７位のチーム。ファジアーノとの勝ち点差は３です。
　明日は勝って札幌様を引き摺り下ろしたいですね。
　ファジアーノより上位のチームなので明日はアウェーでの試合ですが勝ちは必須です。
　引き分けだと勝ち点差は縮まらず試合数を一試合消化するだけになってしまいます。
　ファジアーノは追っかける身なので明日は勝ちたいです。

　６位に向けてシーズンの最終盤に鼻差での競り合いに持っていく為に明日の試合を含めて数試合は重要な試合となるはずです。　
　明日は判断を早くして泥臭く執念深く走り回って出足は鋭くして限られたチャンスは見逃さずに点を取って勝ちましょう！　


　岡山県民よ！　
　そしてファジアーノが好きなみんな！　
　明日はほんのちょっとずつでいいからファジアーノ岡山に元気を分けてあげてください。
　みんなで大きな大きな元気玉を作ろう！
　プレイオフ進出に向けてファジアーノは今が勝負所ですよ！　
　みんなでファジアーノ岡山を盛り立てよう！　

　現地に赴くコアサポの猛者の皆様。
　札幌は岡山の人間だと寒いと感じる可能性があるのでお風邪を召しませぬようお気をつけて下さいませ。

あぁ 夏休みもあと少しで終わっちゃうから あぁ 太陽と月 仲良くして

　本日８月３０日は、江戸幕府が武家諸法度を発布した日で済物浦条約が締結された日で野中到が富士山頂に私費で測候所を開設した日でＮＡＴＯがボスニア・ヘルツェゴビナの空爆を開始した日で冒険家の日でウォルフガング・ミッターマイヤーのお誕生日です。
　年末まであと１２３日。


　本日の倉敷は曇りのち雨でありましたよ。
　最高気温は三十一度。最低気温は二十四度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れのち雨となっております。


　私の夏はまだ来ていないのに８月もあと１日と数時間となりました。
　残念感でいっぱいです。

　学生の皆様。今年は８月３２日もとい９月１日が日曜日なので宿題を済ませていない方は諦めるのはまだ早いです。
　開き直って「先生に怒られるだけじゃん」と嘯いたり「学校が無くなってしまえばよいのに」とお星さまにお願いするようなら駄目駄目人間になってしまいますよ。
　努力と根性とコネをフル動員して難局を乗り切って下さいませ。
　皆様のご健闘を祈ります。

『サラエボの花』

　昨日の夜は、映画『サラエボの花』のＤＶＤを観ていました。


　舞台は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボ。
　エスマは１２歳の娘・サラと暮らしている。
　極貧生活で娘の修学旅行の代金を友人や知人に借りようと方々に頼むが友人や知人も生活に困っていて貸すお金が無い。
　娘のサラにはサラの父親は紛争で亡くなった殉教者であると教えていたが……。



　監督は、ヤスミラ・ジュバニッチ。
　出演者は、ミリャナ・カラノヴィッチ、ルナ・ミヨヴィッチ、レオンア・ルチェフ、ケナン・チャティチなど。






　ユーゴスラビア紛争はメディアによって起こされた戦争だという人もいます。
　凄まじい情報戦が行われて何が本当で何が嘘なのか分からない状態になって戦争に引き摺り込まれる。
　双方とも（メディアにとって）都合のよいことは強調され（メディアにとって）都合の悪いことは無視される。
　プロパガンダとネガティプキャンペーンの応酬で虚構が現実になっていく。
　そして双方ともに加害者となり被害者となる。
　屈辱を受けた者は憎しみは残るが屈辱を受けた体験を自ら話そうとはしない。
　しかしメディアは双方とも（メディアにとっての）敵となる者達の恥の部分をむりやり取り上げてさらにネガティブキャンペーンを張る。
　そして人は自分が信じたい事柄を信じる。
　そうなれば虚構がより堅固に現実化して真実を語ることのできる者は少なくなる。儲かるはメディアのみ。




　この映画は、虚構の側から現実への反撃の一つなのかもしれません。
　物語化しないと世に出せないものもある。

　否。そんな見方をするのは失礼か。
　優秀なルポは存在するし、勇気を持って語る人もいる。
　それに物語は物語として評価しなくては。



　母と娘の絆のお話。
　語ることができなかったことを語らねばならない時、母と娘はどうなるのか？　
　戦争の残酷さを炙り出した作品。
　良い映画でありました。

花茄子（ハナナス）の実。

　本日８月２９日は、和同開珎が発行された日で、鑑真が唐招提寺を建立した日で、アヘン戦争が終結した日で、日韓併合条約が発効された日で、 東京朝日新聞が「野球と其害毒」の連載を開始して２２回に渡って野球に対するネガティブ・キャンペーンを展開した日で、「４分３３秒」がウッドストックで初演された日で、『ベルサイユのばら』が初演された日で、焼肉の日です。


　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は三十一度。最低気温は二十一度でありました。
　明日は予報では倉敷は夕方から雨となっております。



　上の写真に写っているのは、「花茄子（ハナナス）」の実です。
　ナス科ナス属の一年草。
　学名はＳｏｌａｎｕｍ ｉｎｔｅｇｒｉｆｏｌｉｕｍです。

　トマトみたいっすね。

風車、風が吹くまで、昼寝かな。

　皆様。こんにちは。
　先日に続き、某漫画の騒動についての記事を書いてあまりにツマラナイ記事になってしまって絶望して投稿する前に削除し、とあるフィクションの文章を書きあげて某団体その他から言いがかりや粛清や総括の対象となる可能性があると気が付いて投稿する前に削除して、サッカーのネタで記事を書きあげて少しはじけ過ぎと反省して投稿する前に削除して、私、何やってんだろ？　と独り悩んでいる狐でございます。

　私が駄文しか書けない文章力の持ち主であることは理解してるから駄文になるのは構わないけど。削除した記事は私の本音をそのまま書いてる。本音をそのまま書くのは拙い。
　否。本音をそのまま書くと拙い事柄を本音のまま書くのは拙い。
　もう少し用心深くならなくては。
　そしてもっとボケねば。
　笑いの中にこっそりと本音を忍び込ませるやり方こそスマートというもの。

　しかし、私は笑いについては何も知らない僕人参である。もとい朴念仁である。
　笑いの中にこっそりと本音を忍び込ませるスマートなやり方などできようはずもない。
　ここ数日で５つのネタを潰していてできれば復活させたいなと思っているけど、でもまぁ無理かな。
　きっぱり諦めて他のネタを探そうと思っているところでございます。

『ヒストリエ』第８巻／岩明均

　昨日の夜は、岩明均の漫画『ヒストリエ』の第８巻を読んでいました。
　やっと最新刊が出ましたよ！　待ち遠しかったです。


　カルディア市の名家ヒエロニュモス家の二男として育ったエウメネスはある日、脱走したスキタイ人奴隷が起こした事件に巻き込まれて、ギリシャ人ではなくスキタイ人であることを公の場で暴露されて奴隷として売られてしまう。
　しかし運の良さと豊富な知識と生来の機知・狡知で奴隷の身を脱し、マケドニア王フィリッポス２世に仕えることになる。

　紀元前３４０年。
　マケドニアはペリントスとビザンティオンの攻略戦を開始する。
　エウメネスも書記官としてビザンティオン攻略戦に参加していた……。


　マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えアレクサンドロス大王死去後のディアドコイ戦争のプレイヤーの一人・カルディアのエウメネスの物語です。




　私が今、一番新刊が出るのを楽しみにしている漫画です。
　今巻は書記官としてビザンティオン攻略戦に従軍後、スキタイ・アタイアスの王国に転戦しスキタイ遠征からの帰途で出会うマケドニア軍の危機に対してエウメネスは何を決断するのか？　を描いています。
　後のエウメネスやこの時代の周辺の事を知っていたならぞくぞくするようなシーンがもうすでにいくつか出ています。
　初期の頃によく出ていた「文化が違う」と言う台詞は私が最初の頃に思っていたよりもはるかに重い台詞となって今後も何度も繰り返して出てきそうです。

　面白いですよ。
　お勧めの漫画です。

人生とは記憶である。誰の言葉だったかもう忘れてしまった。

　本日８月２９日は、平沼騏一郎首相が「欧州情勢は複雑怪奇」と声明し内閣総辞職した日で、キング牧師が「I have a dream」の演説を行った日で、ゴトゥーザ様のお誕生日です。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は三十二度。最低気温は二十二度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。
　本日は私はお仕事がお休みの日でありました。

　え～っと。
　今日何やっていたっけ？　
　一日中ぼ～っとしていたような気がするのだけれども、まさか私がどれだけぼ～っとするのが好きであったとしても一日中ぼ～っとすることなんてできないはず。
　できないよね、普通は。
　うん。できないはずだ。
　でも何も覚えていない。

　もしかしてひょっとしてもしかして本当に今日一日ず～っとぼ～っとしていたのだろうか。

　まぢで一日中ぼ～としていたのだろうか？　


　もしそうなら、やるなぁ、私。
　そこまでぼ～っとすることができるようになったのか。
　でもちょっと怖い。

Fly Me To The Moon

　知恵熱が出ているのかもしんない。
　私には解決不能な事を考えて脳味噌がオーバーヒートを起こしかけているのかもしんない。
　それと（まったく別件なのだけれども）最近、情報の取り方が偏っているような気がする。

　昨日の夜は頭を休める為にぼ～っとしようと思い、ゲームで遊んでいました。

　駄目じゃん。虚構の世界から離れようとしていたのに。
　でも慣れているゲームなので体がオートマティスムに動くからちょうどよかったかもしんない。
　スカッとしたかったし。

忘れるな。集中力が真実を見抜く。

　皆様、今晩は。
　高校野球に関する記事を書きかけてツマラナイ記事になったので削除し、サッカーに関する記事を書きかけて陳腐な記事になったので削除してネタが無くなってしまった、絶不調の狐でございます。

　昨日の夜は、日中に仕事がまったく捗らなくて仕事を家に持ち帰りお仕事をしていました。
　ただ今、私は絶不調。駄目だな。集中力が欠如している。orz。
　こんな時はフォースの暗黒面に堕ちやすいので気を付けねば。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は三十度。最低気温は二十一度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。

　少し涼しくなってきましたが、まだまだ暑いので体調管理にはくれぐれもお気を付け下さいませ。

赤く塗れ♪あそ～れ♪あっかく塗れっ♪

　２０１３年１０月１日より「シャア専用オーリス」が市販されるそうです。
　車には全く興味が無いのにシャア専用という言葉には敏感に反応してしまう私って。orz。

　やばい。車には全く興味が無いのに欲しい。
　お金さえあれば……orz。

そっとしておいてくれ。明日に あぁ つながる今日ぐらい。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十七度。最低気温は二十二度でありました。
　秋の虫達がこっそり鳴きはじめていますね。
　秋は秘かに近づいているようです。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



　本日は私は終日事務処理をしておりました。
　パソコンの前に座ってひたすらキーボードを叩いていました。
　時々、休憩を入れないと捗らない。orz。
　以前の職場にいた頃と比べて集中力が持続する時間が短くなったような気がする。orz。
　ただ、前の職場は常に切羽詰った状態が延々と続く職場だったので火事場の莫迦力が出ていたのかもしんない。

　前職は人間の体力と精神力の限界に挑戦しているかのような職場でした。
　体力が落ちた者から次々と病院送りになり、精神攻撃に耐えられない者は発狂して職場を去るという恐ろしい場所でありました。

　皆様。生き地獄というのは本当に存在するのですよ。
　地獄はあの世ではなくこの世に存在しているのです。
　やばい場所に踏み込んでしまったら即撤退するのが賢明かと思われます。

　今の職場は前職と比べたら天国のよう。
　今は幸せです。

『地球、最後の男』

　昨日の夜は、映画『地球、最後の男』のＤＶＤを観ていました。



　宇宙飛行士のリー・ミラーは周回軌道上の宇宙船の中で独りで様々な作業をしている。
　ある日突然、宇宙船と地球との交信が絶たれてしまう……。


　監督は、ウィリアム・ユーバンク。
　出演者は、ガンナー・ライト、ナンシー・ステラ、アンビル・チルダーズなど。


　う～ん？　
　なんだこれ？　

　おそらくスタッフが訴えたい主題はこの物語でなくてもよい。
　でもって訴えたい主題を正確に射抜くならショートフィルムで充分。
　一度で射抜けないから何度も繰り返してしまい余計に物語は不純物が多くなる。
　結果、まとまらないから難解な作りにして誤魔化してしまう。
　純化されていない。

　純化されていて難解なお話なら良いけど、撮りたい映像やスタッフの感情を選別しないでツッコんでまとめようとしてまとまらないから誤魔化す為に高尚な作り風に仕立てて出したとしか思えない。

　的は絞るべき。
　例えば、孤独感や誰かと繋がっていたいという感情を映像で表現したいのなら、この物語でなくてもよいしこの物語でいくなら表現したいものをきちんとお話の中に落とし込むべき。そしてさらにその先を提示してみせなければならない。
　孤独だよ～。誰かと繋がっていたいよぉ～。だけならお話ではない。
　まとまらないから安易な底の浅いラストになってしまう。

　映像は綺麗。音楽も素敵。シチュエーションも好きなんだけどな。
　多分、観る側がシチュエーションから期待するものとスタッフが撮りたかった主題が乖離している。そこは作る側が計算に入れて欲しかったなぁ。
　残念な映画でありました。