狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『バーナード嬢曰く。』第5巻/施川ユウキ

2020年07月03日 16時53分01秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、施川ユウキの漫画『バーナード嬢曰く。』の第5巻を読んでいました。

 主人公の町田さわ子は、本を読まずに人に読書家と思われたくて図書館に通って本を読んでいるふりをしている。
 遠藤君は、そんな町田さわ子の奇矯な行動を知って彼女に興味を持つ。
 SFファンで読書家の神林しおりは、町田さわ子の読まずに読書家ぶりたい態度にツッコミを入れる。
 シャーロキアンの長谷川スミカは、遠藤君をそっと見守る。
 そんな4人が図書館で繰り広げる読書家あるある満載のギャグ漫画です。

 今巻も色々な本を取り上げています。




 とても面白い本があって凄く興奮して誰かにそれを言いたくてお勧めしたくて、友達や知り合いにお勧めしてみるのだけれども相手は興味なさそうでしょんぼり。或いは興味を持ってくれて読んでくれて嬉しい。という経験は読書好きにはよくあることだと思うのですが、この漫画ではその時の感覚が良く出ていて面白いです。
 主人公の町田さわ子は、自分から話をふってくるのです。
 周囲の人は嬉々として本の話をするのです。

 第一巻の頃から比べると、線に変化があるような気がします……。
 より繊細な表現ができるような線に変えてきているような気が……。
 絵で表現する分量を増やしていてその為に表現方法を変えてきているのでしょうか?
 そして、表現していることも少し変化してきている気がします。
 良いですよ良いですよ。


 面白かったですよ。
 楽しめました。
 本好きのお方にはお勧めです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『惑わない星』第5巻/石川 雅之

2020年07月01日 16時17分34秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、石川雅之の漫画『惑わない星』の第5巻を読んでいました。

 舞台は未来の地球。
 地球は荒廃して厚い雲に覆われ荒野が広がっていて地表では人は住めない。
 人類は各地の地下都市に身を潜めて暮らしている。
 S沢の仕事は「外宇宙へのメッセージ」を発信して宇宙人とのコンタクトをとること。
 快適な「内」ではなく「外」に出向いてボタンを押すだけの単調な仕事にS沢は嫌気を覚えながらも惰性で働いていた。

 ある日、外部に通じているS沢の仕事場に不思議な女性が現れる。
 外部である地球の地表は防護服無しでは歩けない。
 しかしその女性は防護服無しで現れて、宇宙空間へのメッセージをS沢にお願いした後に、倒れてしまう……。
 不可解な出来事にS沢は戸惑う……のだけれども……、さらに……。





 あはははは。
 第1巻で戸惑う読者が多く出たままこの第5巻でも突き進んでおります。
 最初の設定を受け入れたならば戸惑うことはないのですが、受け入れにくい設定ではありますね。あはははは。
 わけ分からん、と述べる人が出てきても致し方なし。あはははは。



 この物語がどの方向に向かっていくのか全く予想がつきません。
 ゆるくて脱力したところと緊迫したところと生真面目なところとが上手く混然と混ざっていて味わい深いです。

 面白いですよ。
 続きが楽しみです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『瞳ちゃんは人見知り』第3巻/夏海ちょりすけ

2020年06月29日 22時30分42秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、夏海ちょりすけの漫画『瞳ちゃんは人見知り』の第3巻を読んでいました。

 高校2年生の宇佐見君がある日出会ったのは、目つきが悪くて色々と大きくて迫力のある怖そうな後輩の女の子の瞳ちゃん。
 宇佐見君は、怒っているように見える瞳ちゃんを怖がっていたのだけれども、見た目とは違う彼女の一面を見て……。
 ハートフルな日常コメディであります。




 ……。
 うん。まあね。視線一つで吠えている犬を黙らせることが出来る人は猫には嫌われるよね。orz。
 何故か人から「怒ってる?」と不安そうに尋ねられることはあるよね。orz。
 何故かお子様に怖がられることってあるよね。orz。
 笑顔を練習しなければならない人っているよね。orz。




 面白かったですよ。
 続きが楽しみです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『きび様といっしょ』 第一巻/みやまるん

2020年06月24日 23時16分09秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、みやまるんの漫画『きび様といっしょ』の第一巻を読んでいました。

 神が住まう「天界」と人間が暮らす「下界」の間に存在する「神獣界」。
 その神獣界の神狐であるきび様の下へ、二匹の子狐が弟子入りする為に訪れた。
 二匹の子狐は、入門試験も無事に終わり、一人前の神狐を目指して修行の日々を過ごすことになった……。

 和風ファンタジー漫画であります。


 ほんわかとした心温まるお話であります。
 面白かったですよ。
 楽しめました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『失踪日記』/吾妻ひでお

2020年06月23日 22時38分10秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は吾妻ひでおの漫画『失踪日記』を読み返しておりました。
 吾妻ひでおが体験した失踪・自殺未遂・路上生活・肉体労働・アルコール中毒・強制入院までを面白く淡々と描いたノンフィクション漫画です。




 凄いなぁ……。
 自身の辛く過酷な経験をエンターテイメントに昇華させてしまうなんて。
 シリアスな内容を笑いに変えてる。
 よく考えると物凄く怖い所があるけど、サラッと読ませてしまう。
 何だか読み終わって元気が出るような気もする。
 
 う~ん。何なんだろ?
 重たい内容のはずなのに、この飄々とした乾いた面白さって。
 凄いなぁ。
 こんな風に自己を客観視してしまうなんて。
 そしてここまで自分を曝け出してしまうなんて。


 面白かったですよ。
 お勧めであります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『新九郎、奔る!』第4巻/ゆうきまさみ

2020年06月20日 15時34分46秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、ゆうきまさみの漫画『新九郎、奔る!』の第4巻を読んでいました。

 伊勢備前守盛定の次男である千代丸は、守役の家から伯父である伊勢伊勢守貞親の邸宅で家族と共に暮らすことになった。
 伯父である貞親は室町幕府政所執事で現将軍の足利義政を幼い頃から養育してきたこともあり、幕府内で権勢を誇っていた。
 千代丸(後の伊勢新九郎=北条早雲)は、そこで幕府内の権力争いから文政の政変そして応仁の乱の始まりをみる……。

 千代丸は元服して新九郎と名乗る。 
 応仁の乱は膠着状態。
 戦は全国に広がりつつあった。

 新九郎は、盛定の名代で領地・荏原へ下ることになった。
 初めての領地に心躍らせる新九郎。
 しかし、到着してみると領地である「東荏原」と伯父・盛景が治める「西荏原」の境目が曖昧で、年貢の取り分も不明瞭であることが発覚。
 領民も新九郎を領主として認識しておらず、逆に盛景の息子で従兄弟の盛頼の人気は絶大。
 伯父で年貢を集める「荏原政所」を取り仕切る珠厳も新九郎をお客扱いで……。

 北条早雲のお話であります。



 京の都での生活での厳しさとは全く違う地方の厳しさに新九郎は直面します。
 そして、誰かの部下として動くのではなく、領主の名代として立ち振る舞う難しさに直面します。
 複雑なお話のはずなのですが分かりやすくて面白いです。
 シリアスとコミカルのバランスがとても良いです。


 面白かったですよ。
 続きが楽しみです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アルスラーン戦記』第13巻/荒川弘・著、田中芳樹・原著

2020年06月15日 23時09分55秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、荒川弘・著、田中芳樹・原著の漫画『アルスラーン戦記』の第13巻を読んでいました。

 大陸公路の強国・パルスの王都エクバターナが一神教イアルダボート教を奉じるルシタニアによって陥落する。
 パルス軍がルシタニア軍に大敗した第一次アトロパテネ会戦に従軍していたパルス国の王太子・アルスラーンは、ルシタニアの手から逃れ東の国境の要衝ペシャワールに辿り着く。

 王太子としてアルスラーンは「ルシタニア追討令」や「奴隷制度廃止令」を布告する。
 ペシャワール城には諸侯や領主達が集結。
 アルスラーン達は王都奪還の為、ペシャワールを出立する。
 王都では、銀仮面ヒルメスが暗躍し、幽閉されたアンドラゴラス王が王座奪還の機を窺う……。
 アルスラーン達は順調に軍を進めていたが……。

 王都へ進軍中の王太子・アルスラーンに、トゥラーン軍侵攻の報せが入る。
 アルスラーン達は進軍を中止し、ペシャワール城に引き返すことになった……。

 貴種漂流譚で王太子アルスラーンの王国奪還の物語です。


 原作の小説はどこまで読んだのか忘れてしまいました。
 第2部の最初の頃までは読んでいるはず。
 でも第1部もかなり忘れております。


 今巻も面白かったですよ。
 続きが楽しみです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『古見さんは、コミュ症です。』第17巻/オダ トモヒト

2020年06月13日 23時06分47秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、オダ トモヒトの漫画『古見さんは、コミュ症です。』の第16巻を読んでいました。

 古見さんは、周囲からは凛としていてしっかりしているように見られている。
 言葉を発しないがそれ故に神秘的に思われていて、周囲は古見さんを崇拝している。
 しかし実は古見さんは、他者とのコミュニケーションがとても苦手で話しかけられると(表情からはわからないけれども)ひどく動揺して上手く返答できないでいることに悩んでいる。
 いつも「どうやって話しかけよう?」とか「どうすれば友達が出来るんだろう?」とか考えている。
 自分は嫌われているのではないかと悩んでいる。

 クラスメイトの只野くんは人気者に見える古見さんの悩みを知って古見さんの目標である「友達を100人作ること」に協力することにした。
 のだけれども……。

 コメディ漫画です。



 他者とどのように関わるか? という難題に悩んでいる人のお話でありますね。
 一番重要な局面で勇気を振り絞って古見さんは声を発します。
 確かにお話は進んでいたのですね。
 ふむふむ。


 今巻も面白かったですよ。
 続きが楽しみであります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『姫のためなら死ねる』第10巻/くずしろ

2020年06月10日 15時23分54秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、くずしろの漫画『姫のためなら死ねる』の第10巻を読んでいました。

 平安時代。
 中流貴族の娘で才能と退屈を持て余していた引きこもりのニートだった清少納言は、知人の推薦で中宮・定子に女房として仕えるべく面接を受けた。
 久々に宮廷に入った清少納言はそれだけでくらくらしてしまう。
 しかし、初対面の定子様を一目見て……。

 四コマギャグ平安百合風味漫画であります。

 定子様に全力で萌えて暴走する清少納言。
 しかし定子様は高貴な御身分故に迂闊には手が出せない……。
 それ故に清少納言の暴走と妄想が加速していきます。
 でもって清少納言を上回る暴走に次ぐ暴走をする自由人が出てきます。
 雅な宮廷人達の生活を面白おかしく描いております。



 今巻も面白かったですよ。
 続きが楽しみです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

永遠に紅い幼き月

2020年06月03日 15時42分46秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、同人サークル『あんかけスパ』のアクションRPG「東方紅輝心」で遊んでいました。
 東方Projectのファンゲームで、吸血鬼『レミリア・スカーレット』と従者『十六夜咲夜』を主人公としたアクション・ロールプレイング・ゲームであります。


 カリスマ溢れるレミリア・スカーレットお嬢様でプレイ。
 昨日は、「第13章:オールクリア!」を終了してクリアしました。
 紅魔館の地下に出現した迷宮を彷徨い、様々なギミックにボコられ、火水木金土の魔法を使う魔女・パチュリー・ノーレッジがいる部屋に辿り着き、親友のパチェと対決。
 パチェに僅差で勝って、更に下層に進む。
 雑魚敵が異様に強くなっているのでボコられる。
 レミリアお嬢様はカリスマなので、逃げることをよしとしないだろうと思い、私はほとんど回避をしないプレイスタイル。
 複数の敵のど真ん中に飛び込んで範囲攻撃を繰り返すスタイルであります。
 カリスマなので華麗な回避などしません。
 退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! であります。
 カリスマに構えはない!! 構えとは防御の型! カリスマにあるのはただ制圧前進のみ!! であります。
 なので、攻撃は受けまくり。
 今迄は雑魚敵ならほぼ一撃で葬っていたので攻撃を受けてもほとんどダメージはなかったのですが、雑魚敵のレベルが上がって一撃で斃せないケースも増えてきた。
 なので、一度外に出て香霖堂へ。
 使っていないアイテムの全てを森近霖之助に売りつける。
 で、全財産を投入してガチャを回す。
 ガチャを回して武器と防具とアクセサリーを最強にする。
 今迄は高ドロップ率系の装備にしていたけれども、攻撃力がアップする装備にする。
 そして、紅魔館の地下迷宮に再トライ。
 高火力で雑魚敵を薙ぎ倒す。これぞ王者。これぞカリスマであります。
 地下迷宮の最下層でフランドール・スカーレットと対決。
 姉妹対決であります。
 フランは物凄い火力。ふらふらにされてしまいましたよ。
 しかし、お姉ちゃんが負けるわけにはいきません。ぎりぎりで何とか勝ちました。

 その後に、『第11章:最終決戦』を行い、オールクリア。
 前回の第11章とはすこしエンディングが違っておりました。
 レミリアお嬢様は存分に楽しんだ御様子であります。



 次は十六夜咲夜でプレイをしよう。と思っているところなのでございます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『冒険エレキテ島』第1巻/鶴田謙二

2020年06月02日 23時27分56秒 | 漫画・ゲームに関する日記

 昨日の夜は、鶴田謙二の漫画『冒険エレキテ島』の第1巻を読み返していました。

 御蔵みくらは、複葉機のソードフィッシュを操って、離島で空輸業を営んでいる。
 彼女は、祖父の遺品から幻の「エレキテ島」の存在を知り……。




 私、鶴田謙二の絵が大好きなのです。
 物語は非常にゆったりとしたペース。
 その意味では物足りないお方もいるかもしれませんが、とても良い絵なのです。

 面白いですよ。
 お勧めであります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『緋野家の兄弟 花賀家の姉妹』/松苗あけみ

2020年05月22日 23時20分05秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、松苗あけみの漫画『緋野家の兄弟 花賀家の姉妹』を読み返していました。

 「緋野家の兄弟」
 緋野家の三兄弟は兄弟だけで暮らしている。
 長男の十三は小説家でプレイボーイ。次男の四朗はエリートサラリーマン。三男の五月は高校生。
 お年頃の十三は親戚からお見合いを薦められて四朗を代役に立てる。
 しかし、そのお見合い相手は十三の元彼女で……。

 「花賀家の姉妹」
 花賀家の長女・美千代は超美女のモテモテで捨てた男は数知れず。婚約破棄も2度経験済み。
 妹の佐知子は姉とは対照的で地味。
 そんな2人が同じ男を好きになってしまい……。

 兄弟・姉妹をテーマにした恋愛漫画の2本立てです。
 うっとりする綺麗で美しい絵柄で、脱力するかのようなギャグが満載で、能天気でぶっとんでいて純情だったりするキャラクター達が登場する漫画であります。
 面白かったですよ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『海獣の子供』第2巻/五十嵐大介

2020年05月04日 22時21分13秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、五十嵐大介の漫画『海獣の子供』の第2巻を読んでいました。

 自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、長い夏休みの間、家にも学校にも居場所がなく、幼少期に大好きだった水族館へ行き不思議な少年・海と出会う。
 翌日、父親の働いている水族館へと足を運ぶと彼女は、海と再び会い、父親に海の面倒を見ることを命じられた……。
 同じ頃、海に隕石が落ち、海で異変が起きていた……。


 この作品は、第38回日本漫画家協会賞優秀賞と第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しております。


 五十嵐大介という漫画家は、幻想的なイメージを写実的に描く圧倒的な画力を持っています。
 重心や重力を表現するのがとても上手い作家さんです。
 一枚の絵で動きを表してしまう。上手いです。
 そして言葉では伝えることが出来ないことを漫画で表現しようとしています。
 非常に野心的です。


 面白かったですよ。
 続きを読んでいこうと思っているところなのでございます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『もやしもん』/石川雅之

2020年04月24日 21時24分11秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、石川雅之の漫画『もやしもん』の全13巻を一気読みで読み返していました。

 種麹屋の次男坊である沢木 惣右衛門 直保は、菌やウイルスを視認し会話ができるという不思議な能力を持っていた。
 直保は幼馴染の結城蛍と共に、祖父の友人である樹慶蔵が教授を務める「某農業大学」へと入学する。
 祭り好きな校風で、学生が作った食糧だけで自給自足の生活をする『春祭』や料理や野菜などを学外の人々に販売する『収穫祭』や『ミス某農大』などイベントが盛んに行われている。
 院生の長谷川遥とゼミ生の武藤葵。
 学内での密造酒の製造に失敗して多額の借金を背負うことになった2年の美里薫と川浜拓馬。
 偶然、ゼミに参加することになった1年の及川葉月。
 そして、幼馴染の結城蛍。
 彼等彼女等と共に直保は樹ゼミに出入りするようになって……。


 この漫画で驚くのは、農をテーマにしている漫画にありがちな断罪型のお話ではないこと。
 上から目線ではなく、問題点を掘り下げてぶっちゃけた上で可能性を探る方向にお話が進みます。
 そして、シビアなお話と緩いお話のバランスが凄く良いです。
 私も醸されたいです。


 面白いですよ。
 お勧めであります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『GIANT KILLING』第53巻/ツジトモ(著) 綱本 将也(企画・原案)

2020年04月23日 22時37分03秒 | 漫画・ゲームに関する日記
 昨日の夜は、ツジトモ(著) 綱本 将也(企画・原案) の漫画『GIANT KILLING』の第53巻を読んでいました。

 アジアカップ準決勝。
 日本とオーストラリアの一戦。
 椿と窪田は好調を維持していて、エース花森らの活躍で、開始早々で日本が2点をリードする展開になる。
 しかし、オーストラリアは早々のシステム変更から徐々に主導権を奪い……。


 自分の応援しているチームから日本代表に選ばれる選手が出てきて、そして日本代表としてピッチに立ち活躍する。
 そのことを想像するだけでJリーグのチームのサポなら興奮することでしょう。
 さらにその選手の成長を追っかけることができるとなるとわくわくするはずです。
 ここ数巻の日本代表・アジアカップ篇はそんな楽しみが詰まっています。




 今巻も面白かったですよ。
 続きが楽しみです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする