狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『草祭』/恒川光太郎

2019年04月16日 12時49分23秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、恒川光太郎の『草祭』を読み返していました。
 美奥という町を舞台にした幻想小説で短篇小説集です。

 どの短編も日常からいつの間にか異界へ紛れ込むお話で、不思議な気分にさせられます。
 残酷なお話もあったりするのですが重くないです。
 因果律が有るような無いような。静かな筆致です。
 5つの短編は緩やかに繋がっていて凝っています。

 不思議な世界を堪能できますよ。
 面白いです。
 お勧めでありますよ。



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