Dragon ash - Cloverleaf
そんなこんなでシケシケで眠りについたのですが、朝の10時に「今日どうするの?」とメールがありました。
言うまでもなくショップ店員からです。
自分が彼女に電話すると、どうやらパッツンも来れるとの事だったので3人でうどんに行く事になりました。
嬉しさ7割不安3割です。うどん屋は11時半オープン14時半ラストオーダーと言う短い営業時間、加えてうどん屋までは1時間位かかるので昼の12時にTSUTAYAに集合する事になりました。
男の子の自分は少し早めにTSUTAYAに到着し、彼女達を待っていました。
しばらくするとショップ店員がやって来ました。
この日は寒かったので彼女は自分の姿を見つけるとラシーンの助手席に座りました。
自分はポーカーフェイスでしたがめちゃくちゃドキドキしていました。
暫くすると紺色のラシーンがやって来ました。パッツンのラシーンです。自分はこのラシーンの事を「高い方のラシーン」と呼んでいます。事実パッツンのラシーンは自分のラシーンの2倍位の値段だったらしいです。
3人揃ったので、オサレうどん屋に向けて出発です。
しかしどうせ明石に行くならと言う事で彼女達がスノーボードショップに寄って欲しいと言い出しました。
最近彼女達はスノボのボードやらウェアーやらを買っている様です。
なので先週?も大阪までボードを買いに行っており、ウェアーやら何やらを買ったらしいです。
大学生の自分は「大学生は時間が無限やさかいなー」と最近よく言うフレーズを使い快く承諾しました。
いつもショップ店員がいると上手く話せない自分ですがこの日は普段に近い雰囲気で話す事が出来ました。
そらもう、自分の言葉や言い方をスグに吸収して真似するパッツンをいつもはスポンジと呼びますが、「ホンマにパッツンはスグに人の言い方とか吸収しよるな。二日目の夜やな。ロリエやな。」と女の子に下衆いあだ名を付ける感じでした。
何やかんやで普段に近い実力を出せたので2人共良く笑っていました。
彼女の笑顔を見て、自分はやっぱり彼女が好きだと思いました。
そんなこんなでナビゲーションにしたがいうどん屋の近くの駐車場に西日本1下手くそな駐車テクニックでラシーンを止めました。
そこからは携帯のナビの出番です。しかしナビの使い方が上手く分からない自分はショップ店員に携帯を渡しました。
彼女は天然で携帯を縦にしたり横にしたりしていましたが何やかんやでスグにうどん屋には着きました。駐車場から100メートルぐらいでした。
オサレうどん屋はやはりピースフルな雰囲気で2人もうどん屋さんみたいじゃないなーと言っていました。
何を注文しようか迷った末に自分はうどん博士の肩書きを持つ相方に電話をして何を注文したら良いか聞きました。
彼女達は温かいうどんを、自分は前回相方が頼んだ冷たいうどんを注文しました。
何やらかんやらで15分経ちうどんがテーブルに運ばれて来ました。
自分は一口うどんを食べて後悔しました。
文頭にも書いた様にこの日は寒かったからです。いつも食べるのがめちゃくちゃ早い自分ですが、ゆっくり食べました。
食事を終え会計をする事になりました。
可愛い女の子みたいなミスをチョイチョイする自分は財布を車の中に忘れて来ており彼女達に支払ってもらう形になりました。
我ながら情けないです。
うどん屋さんの前で写真を撮るとスノーボードショップに向かいました。
ナビに従い一度無駄に回り道をするとスノーボードショップに着きました。
うどん屋からは8キロしか無かったみたいでスグでした。
スノーボードショップではショップ店員はガッツリ店員さんに付いてもらって説明を受けながらブーツ止める部分のやつがどうたらこうたら、板がどうたらこうたら、ワックス、滑り止めなどなど色々な話しをしていました。
手持ち無沙汰な自分はどうして良いのか分からず彼女のそばでボードの話しを聞いたり、ボードのカバーを品定めしているパッツンの後ろ姿を見たりしていました。
ショップ店員は店員さんが居なくなると「待たしてごめんな」みたいな事を言いました。自分は「ゆっくり決めよし」と言いました。
彼女は自分達を待たしていると思い無理して早く決めているんじゃないかと思い逆に申し訳なく感じました。
結局彼女はボードと、ブーツを止めるやつを買っていました。
会計の時に先程のうどん代を返そうと1000円を取り出しましたが、彼女はカードで支払いを済ませ、「車出してもろとるし、前にラーメンおごってもらったから良いわ」と言って受け取ってくれませんでした。
結局うどんをおごってもらう形になったのに不甲斐なさを感じながらも、それ以上に前に相方と3人でラーメンに行った時に自分がおごった事なんかを覚えていてくれた事嬉しかったです。
会計を終え、自分は彼女がボードを持って店内をうろつく様を写真に収めようと考えていましたが、店員さんが自分にボードを持たせたので自分がボードを片手にラシーンまで向かう事になりました。
安い方のラシーンにピカピカのボードを 積むと時間も良い感じだったので西脇に帰る事にしました。
西脇への帰り道でラシーンの走行距離が100000キロに到達し3人でキャッキャ言いました。
朝早くからの活動と言う事で2人共眠たそうにしていました。
そうでなくともさとるの運転×ラシーンの組み合わせはめちゃくちゃ眠たくなる魔法の組み合わせです。
彼女達は何度もアクビをしていました。
パッツンに至っては西脇に着くまでに半分寝かけでした。
そんなこんなで西脇に着くと解散です。
自分は家に帰ると眠たそうにしていたのに今からオサレ創作料理店で仕事だと言うショップ店員に、うどんをおごってもらってありがとう、気を付けて行ってきよし。みたいなメールを送りました。
彼女からは今日おもしろかったな。と言う感じのメールが来ました。
自分はただただ嬉しくてただただ嬉しかったです。
パッツンにもお礼のメールを入れるとまたラシーンに乗り込みマンションに帰りました。
マンションまでの帰り道で、また彼女を助手席に乗せてどこか行けたら良いなーなんて考えていました。
写真はショップ店員のボードを持つ自分とその後ろを歩くショップ店員。距離感にシャイボーイぶりが出ています。
音楽は今日車内で聴いていたドラゴンアッシュ。パッツンはドラゴンアッシュが好きらしいです。