次回予告盛り過ぎ。カホコの反逆がわりと早くくるんだな。麦野も大概ダメ男属性持ちだからどうなることやら。従姉妹の糸の症状が心因性なのか過労性なのか、両方ということもあるかもしれないが、結構連ドラの序盤で症状が出て、腕切断されたっ! というレベルではないからチェロ奏者として復帰できるかどうかは微妙だが、腕がずっとこのまま最終回というのはちょっとキツ過ぎるから回復の兆しくらいまではやるんじゃないかなぁ。何やら麦野とのラインも立つ気配でもあるが。2話にしてカホコの母のポンコツ具合がよりクローズアップされてきてもいるが、NHKの波瑠のドラマのような娘への過剰な思い入れとはまた違う、ちょっとせせこましいというか、自分守るので必死な様子。カホコも内なるツッコミ役の父も、親族達も基本的にはコミカルな人達で母自身も陰鬱な人物ではないから、騒動にはなってもそう湿っぽい展開にはならない気はするが、コミカルなだけに派手にやらかしそうな予感はかなりある。あのハート型の結界もあくまで母視点で、カホコは全く気にしてないくらいだしね。フリ過ぎて逆にやらないパターンもありうるけど、とにかく予定調和嫌いそうでもあるから油断はできない。最終回で急にカホコが階段で転んで死ぬ可能性もそこそこ高い物件だっ!
ホームコメディかと思っていたら思いの外ハードモードだった。ポジティブな雰囲気ではある。カンナ役の飛び道具感がただごとではなく、メンタルや挙動はアメリカン。他の人がやったらコントだが中の人のキャラクター力で押し切ってる。CM以外で初めてまともに見たが凄いな。今は芸人という肩書きではないようで、このジャンルを全うしてゆくんだろう。ブルゾンちえみが一般化寄りで芸人ポジをキープしているのと対照的。夫は『あなたのことはそれほど』の有島とはまた違う種類のクズ。アーティスト的クズ、そこそこ気を使ってくるクズ、正直なクズ、実家は活用するクズ、といった属性を持っている。クズの生態にも色々あるものだが不思議とヒール感が薄いので(あれ? いい人かな?)と一瞬錯覚させてくるクズ。特定方位だけでなく全方位に特に悪気がないのが特徴的。困ったもんだ。そして作中の『パパフェス』が強烈っ! この種のイベントはせいぜい軽いレクレーションと後はバーベキュー大会とか、その程度のものであるようだが、ドラマのそれはガチンコ仕様!! こち亀のやり過ぎイベントのノリだが、登場人物に特に超人はいないので決着は常人の範囲でコンパクトにドッジボールに落ち着いていた。復縁可能性を少し匂わせているがポジティブなシングルマザー物で、特別格差お受験をするワケでもないらしい。直球のホームコメディは今はあんまりないかぁ。サブカルノリとか特殊設定で軽く保険を掛けたようなのはたまーにあるけどさ。とにかく、主人公はハードモードだが概ね気楽に見てゆけそうな雰囲気ではある。