羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

心が叫びたがってるんだ。(実写)

2017-07-23 22:44:47 | 日記



 実写は基本的には丁寧にアニメの筋をなぞりつつ、よりシンプルに交通整理されたようだ。全体的には丁寧だったが、ちょっと取っ掛かりは減ってしまったのかもしれない。 猥雑な部分何かは実写だと無用に生々しくなる場合もあるとは思うが。 しかしアニメ程は映像で盛れないので、普通に真面目になぞると地味になるということはあったんじゃないかな? カットした件や要素の中にはそれぞれの関係性を補完したり、順のストレス症描写を緩和していたような所もあったようだから。玉子の妖精を実写でやるには演出にCG対応スキルと予算が必要にはなってくるのとファンタジー要素を切った実写の話そのまま実写でやるとアニメと違い、順が幻覚症状まで患いかなりヤバい、みたいになってしまうから話をそもそも変えなきゃならないってのはあったとは思う。アニメはどっちともとれるくらいだったようだが、それでもちょっと足りないくらい。最後の失恋と告白は大樹や順の本音をソフトに描いたらしいが、エピカットの分、むしろたぶんアニメより唐突感があり、アニメを知らない私のような客は(まぁ、学生の恋でそんなこともあるだろうが、ちょっとリアクション困る)というところはあった。アニメからして結末に怒ってる人も結構いたようだしね。実写の客はさらに『乗れる乗れない』のジャッジが厳しいだろうし。取捨択一できる長編漫画原作ではなく、同じ2時間程度のアニメ映画原作という難しさはあったんだろうなぁ。ただ青春映画としてそんな大きく間違ったところはなかったはず。間違ってもいい気もしたが。芳根は設定とはいえ序盤硬過ぎて高校生に見えなくてハラハラしたが、中盤辺りからはちゃんと高校生だった。別に学生役でなくてもあんまり固まってる人って、上手くても本人にしか見えなかったりするもんね。柔らかくさらに活躍してほしいぜ。私も順が、そこそこ嫌いという程ではない。

ハロー張りネズミ

2017-07-23 22:44:33 | 日記
 事件の危険度に対して、探偵達の対応が非常にのんびりしていて(これは主人公補正ないと全滅事案だなー)等と思ったりもしたが、内容自体は1話程特異ではなく見易かった。しかしこっから後編だけで解決するには相当強力な補正が必要っ! まず、敵役の大臣がバナナの皮で滑って死亡。大臣の元秘書で確か現在は代議士やってるらしい男は豆腐の角に頭をぶつけて即死。その他の悪漢は皆でイカそうめんを食べたところ惑星配列の関係で凶暴化していたアニサキスに腸を喰い破られて全滅。依頼人の蘭子も実は全く企んでおらず、趣味はトミカ集め。これで完全解決っ!!! ヤッホーっ!

ブランケット・キャッツ

2017-07-23 22:44:06 | 日記



 数珠繋ぎで一過皆殺しはそこまで執拗に根絶やしにしなくても、成立する話のような気もしたが、火事で家族を助けようとして二次被害が出るというのはよくある悲劇ではある。しかし猫を探して妹を助ける為に幼い姉が入って、その後に母、その後に父、ってやっぱ少し不自然な流れかな? そういう悲惨なケースもあるにはあるんだろうけど。現実の悲劇を膨らませて猫レンタル設定を当てはめ、遺族の気持ちの救済を描こうという趣旨があったのかもしれない。まぁ猫の過去エピの是非は置いといて、話自体はこれまでの中で一番スッキリ纏まっていた。大家役の芝居がさすが。ちょっと仲良くなると思いの外甘かったりもしたりもしたが、あれだけ壮絶な過去と現在の暮らしからするとそうなるのもやむを得ないか。ゲスト人物達の猫の扱いが荒っぽいのはもはやデフォであまり驚かなくなってきが、今回は猫がきっちり反撃していた。そらそうよ、ダメ飼い主には猫パンチは自然の摂理。ちゃっかり就職した風の後日描写だったが。現実的には職人コースか、ブルーワークの準社員から正社員狙いつつ、大卒ストレート社員と専門学校卒の資格持ち社員と高卒叩き上げ社員の狭間で四苦八苦することになるだろうが、写真で繋ぎ着たままだと変化がわかり難かったんだろう。そして家具屋の男はさらに猫が減り、世話に追われなくなってくると、これまで考えずに済んでいたことから逃げられなくなってくるんじゃないかな? オリジナルの最終段、どうなることやら。

僕らの勇気 未満都市 2017

2017-07-23 22:43:57 | 日記
 いや大昔にやってた連ドラは観てないが、当時カラオケでこのドラマの主題歌を主題歌と知らずに歌ったことが7~8回はあった。ダイジェストの過去映像を見るに、昔は予算があったというか、ドーンと変わったことをしてたんだなぁ、と。今は変わったことをするというと、判で捺したようにサブカルコメディかエロかグロか、それらの会わせ技か、くらいしか選択肢があんまりない感じだなぁ。といってもこのドラマ、元ネタらしい漫画家さんがちょっと怒ったりもしていたようだが。何だかんだででキンキキッズが揃って芝居をするのは非常に珍しい。珍し過ぎてあんまり話が入ってこなかったくらいだ。ピンでもかなりのレアキャラ。堂本光一は寿司王子以来じゃないか? 珍しい。ストーリーは弛めの展開ながら所々でそりゃそうだろうな、という素の20年の月日がサラっと描かれてもいた。昔のファンサービスも結構念入りだったようだ。銀狼怪奇ファイルはほとんど忘れてしまったが、リメイクが続きネタにされることも多い金田一は本人がやるとやはり、おおっ! となるね。設定的には金田一少年の父親くらいのポジだろうけどさ。何やら全体的に珍しい印象のSPドラマだった。