



555&フォーゼ回は歴史改編がかなりまだらで戸惑わされた。アナザーライダー出現による改編とアナザーライダー撃破による改編のどちらもまだらな結果になっているぜ。前からちょいちょいそれらしい描写はあったが、現在の時間経過と過去の時間経過がイコールになっていて、かと思えば過去で555アナザーを倒しても555アナザーが中にいないこと以外は現在に反映されておらず、改めてフォーゼアナザーを倒して改編の改編を確定させる作業が必要という謎仕様! 改編作業行為中の時間経過は不可逆っぽいけどさらに遡ってブランクウォッチは渡せたりもする。どうもライダーの力の奪い合い以外は歴史改編も可能性の範囲で、不可能だった事実はタイムジャッカーの契約者本人の救済ぐらいしかできない風でもある。巧達の状況がどうなってるかもそこそこ謎。単に同じ孤児院出身の猫舌なクリーニング屋と屈折したフリーターという可能性もあるが・・・終始劇画調の二人だった。パラレルだからこそ生きている草加に本音を言ったりもしていたけど。555に限らないが最終的に全てのライダーの力が持ち主に戻って歴史が正されると、結果的に元通りの被害も再現されるから微妙なところではある。ジオウやタイムジャッカーのチートはライダーの力を奪うことに加えて、そのライダーの敵の存在を一瞬で消すことにもあるが、消えた力がどこに消えてるのか? と思ったりもしないではない。敵の力も誰か集めてる気もする。じゃないとソウゴが魔王化しないなら何か平和だし、このままでいいんじゃね? みたいなことにもなりかねん。ライダーの力だけ残る、てのも少々都合が良過ぎるしね。