



1話の時点で甲斐は面倒見が良かったが2話は鈴木が不安定になった分、かなり積極的にフォローに回っていた。面倒見るというよりほぼ保護している。鈴木が悪友の金を持っていた理由が単に自分の保険だったとはちょっと意外だったが、天才なのに日陰暮らしが染み付いて才気より負け癖が先に出てしまった様子。甲斐が手を貸しつつ繰り返し機会を与えたのもわからんではない。ただやはり甲斐パートの方が面白いので、鈴木が甲斐のアシスタントをする構図というより甲斐が未熟な鈴木をフォローしてゆく構図で進行してゆく話にやや戸惑いはした。鈴木パートはトラブルはあるものの天才要素は少な目で、ほぼ自己評価低めの未熟な新人弁護士として回転しているからどうしても地味な印象。鈴木の成長で人物描写自体が今後変わってゆくだろうから、甲斐パートとの差も解消されてゆくことを期待したい。それにしてもセクハラ院長の所業が相当だった。勧善懲悪系ではなくてももう一押しお仕置きしてほしくなったぜ。医師会の選挙は落ちそうだったけどね。