BG～身辺警護人～

１話を見て「このまま探偵を始めても面白い～云々」等と書いたが、２話の特に後半はほぼ私立探偵ムーヴだったっ！ おおっ？ 何かシティーハンターっぽいという反響も。確かに依頼人が成人女子二人（むしろ姉の方がセクシーという二段構え）で、狙撃（ヤバい火力のパチンコ）シーン有り。ではあった。まぁ島崎はジェントルだし丸腰だし、格闘も自衛隊（高梨）にパスしていたが。勿論島崎も身体は張っていた。最大アクションは階段落ちっ。１話の最大アクションが『凍った取っ手をゴンッ！』だったから派手にはなってきている。島崎も高梨も会社の枷がなくなったからフラットに振る舞うようになってきたなぁ。今回のメインヒロインの役どころはかなり盛った物だった。バリバリのアイドル女優がやるタイプの役だが、川栄はまだこのラインもいくのだな。ほほう。本線進行の方は古巣が益々不穏。警備の仕事で対決、というより女を計画的に死なせるとか、何やら刑事事件方面に話が向かうようで少々意外だ。色々荒っぽい展開もあるが前シリーズよりコンパクトな話になっているからそこまで気にならない。３話予告で早くも古巣の代表相手に島崎が激昂していたが、まだ３話。ここから最終回まで決着が着かない訳だから、むしろ仲村トオル演ずる黒幕はかなり気が長いタイプだっ！

ハケンの品格

２話にして脚本が変わったからか主人公のスーパー派遣社員主人公のキャラがちょっとだけ軟化していた。主人公を遠巻きにしていた社員達が一応最低限リアクションはしてくれるようになった感じもあった。クライマックスのプレゼンパフォーマンスはだいぶ飛ばしていたが、プレゼンの内容自体は１話よりかはまともだった。全体としてはやはり昔風で、しかし部分的には現代感や終末感（処理できるのかな？）を出したり引っ込めたりする奇妙な間合いの取り方をする本作。大泉が出ないなら尚更、もうちょっとコメディ成分を足した方がいい気はする。取り敢えず今回トラブルを起こした娘（派遣B子）はずっと派遣ワークでは収まりがつかないタイプかもしれない。給料は下がるが古着屋のアルバイトチーフとかやったらめっちゃ頑張りそう。店が潰れない限り３ヶ月で切られたりもしないしね。アルバイトチーフから雇われ店長には出世できるぞ？！