ある会社の社長さんと会う機会がありました。
「順調に売上が伸びて来たのはいいけど、管理がどーもうまくいかなくってねえ」
社長自ら先頭に立ち、ひたすら売上を伸ばし頑張って来ました。
新たな商材を見つけるセンスと、それを売るための営業手法。
伝統的な「豪腕型」のビジネス展開です。
ここに来て問題が出始めたのです。
それは「管理」です。
商品の数は増え、客も増え、お金も入ってくるようになりました。
しかし、うまくいかないことがどんどん増え続け、内部はグチャグチャ状態。
あちこちで問題が発生しています。
私と話をしているときも、携帯はなりっぱなしです。
電話を切った後「ふーっ」とため息をつきながらこう言うのです。
「スピードが大事ですからねえ」と。
でも憔悴しきっている感じです。
「お疲れでは?」と、思わず聞くと。
「ええ、最近ちょっと疲れてます」と。
これってちょっとちがうよなあ~、と思いつつ、
いろいろお話を伺いました。
解決するために社長が中心となってミーティングを行っているようですが、
一向に良くならないというのです。
指示を出す人、判断する人は社長一人だけ。
だれに頼んだのか、依頼したのかもそのうちわからなくなってしまいます。
解決する仕組みやルールが、内部向けとして無いのです。
社長一人だけが解決する人になってしまっています。
全事業合わせて70人もいたら、社長一人では解決できないのも当然です。
「うちは任せられる人がいないからねえ・・・」。
多くの社長さんからよく聞く言葉です。
要するに、任せられないというのは「信用できない」ということです。
信用できないから、信用してもらえないのです。
任せるということと「好き勝手」と勘違いしているのです。
電車に乗る時は、信じて乗りますよね?
途中で脱線するかも、と思って乗る人はいません。
他人が運転する電車を信じて、初めて目的地に着くのです。
いちいち車両の安全を確かめて電車や飛行機に乗ることはできません。
総務や経理といった仕事は信頼関係が無ければ成り立ちません。
いまそこが大きな問題になっているようです。
「事務」を軽視している感じです。
人が増えてきたときに、本当に「任す」気持ちが無ければ仕事は変わっていかないのです。
ではどういった人を信じれば良いのでしょう?
あくまでも私の個人的意見ですが、
1.まじめに長く勤めてくれている人
2.社長を(会社を)守ろうと思っている人
3.その仕事の「スキル」を持ち合わせている人
4.ものごとの良し悪しがわかる腰の落ち着いた人
信頼関係を作る仕組み、継続的に考えて行かなければなりません。
たまには立ち止まって、後ろを振り返ることも必要です。
だれも付いて来なくなる前に。
「順調に売上が伸びて来たのはいいけど、管理がどーもうまくいかなくってねえ」
社長自ら先頭に立ち、ひたすら売上を伸ばし頑張って来ました。
新たな商材を見つけるセンスと、それを売るための営業手法。
伝統的な「豪腕型」のビジネス展開です。
ここに来て問題が出始めたのです。
それは「管理」です。
商品の数は増え、客も増え、お金も入ってくるようになりました。
しかし、うまくいかないことがどんどん増え続け、内部はグチャグチャ状態。
あちこちで問題が発生しています。
私と話をしているときも、携帯はなりっぱなしです。
電話を切った後「ふーっ」とため息をつきながらこう言うのです。
「スピードが大事ですからねえ」と。
でも憔悴しきっている感じです。
「お疲れでは?」と、思わず聞くと。
「ええ、最近ちょっと疲れてます」と。
これってちょっとちがうよなあ~、と思いつつ、
いろいろお話を伺いました。
解決するために社長が中心となってミーティングを行っているようですが、
一向に良くならないというのです。
指示を出す人、判断する人は社長一人だけ。
だれに頼んだのか、依頼したのかもそのうちわからなくなってしまいます。
解決する仕組みやルールが、内部向けとして無いのです。
社長一人だけが解決する人になってしまっています。
全事業合わせて70人もいたら、社長一人では解決できないのも当然です。
「うちは任せられる人がいないからねえ・・・」。
多くの社長さんからよく聞く言葉です。
要するに、任せられないというのは「信用できない」ということです。
信用できないから、信用してもらえないのです。
任せるということと「好き勝手」と勘違いしているのです。
電車に乗る時は、信じて乗りますよね?
途中で脱線するかも、と思って乗る人はいません。
他人が運転する電車を信じて、初めて目的地に着くのです。
いちいち車両の安全を確かめて電車や飛行機に乗ることはできません。
総務や経理といった仕事は信頼関係が無ければ成り立ちません。
いまそこが大きな問題になっているようです。
「事務」を軽視している感じです。
人が増えてきたときに、本当に「任す」気持ちが無ければ仕事は変わっていかないのです。
ではどういった人を信じれば良いのでしょう?
あくまでも私の個人的意見ですが、
1.まじめに長く勤めてくれている人
2.社長を(会社を)守ろうと思っている人
3.その仕事の「スキル」を持ち合わせている人
4.ものごとの良し悪しがわかる腰の落ち着いた人
信頼関係を作る仕組み、継続的に考えて行かなければなりません。
たまには立ち止まって、後ろを振り返ることも必要です。
だれも付いて来なくなる前に。