
娘が学校からもらってきた宿題のプリント。課題は、声を出して読む。
あの有名な、「雨ニモマケズ・・・」です。
父の日の夜、声を出して読んでくれました。
いま聞かされ、また読むと、感動しました。
全文を記します。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ 夏ノ暑サニモニモマケズ 丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク 決シテ イカラズ イツモシズカニ ワラッテイル
一日ニ 玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ ジブンヲ カンジョウニ入レズ
ヨクミキキシ ワカリ ソシテ ワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ 萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノ コドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ 行ッテ ソノ稲ノ束ヲ 負ヒ
南ニ死ニソウナ人アレバ 行ッテ コワガラナクテモイイ トイヒ
北ニ ケンカヤ ソショウガアレバ ツマラナイカラ ヤメロトイヒ
ヒデリノトキハ ナミダヲ ナガシ サムサノ ナツハ オロオロアルキ
ミンナニ デクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ
ソウイウモノニ ワタシハ ナリタイ
宮澤賢治/フルバージョン
>最近では、そんな行動さえあまり出来ていないのが事実です。
そういう時もありますって(^^)
大きな課題に直面したりしたとき。
自分や他の人との約束が果たせなかったり。
「よし!」て乗り切れるときもあれば、「ダメだー」とへこんでしまうときもあります。
人は、何歳になっても「挫折」や「行き詰まり」との戦いです。
何もできていないときは、充電のときです。
きっとまた何かのきっかけで動き始めるものだと、私は思います。
なりたい。こんな人に。
誉められることが好きで、出来るだけ人の目に映るような行動をしているのがわたし。
最近では、そんな行動さえあまり出来ていないのが事実です。
この詩は美しい人間像かなと思います。
本当は、人間て欲が深くて、無理が出来なくて人よりも自分のことをしてしまうものです。だけど、たまにそんな自分が嫌になるのです。だから「雨ニモマケズ」に心を打たれるんだろうなぁ。こんな人に完璧になれはしなくても、せめて感動する心だけは失わずにいたいです。