野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

花見山

2013-04-22 | 探鳥

 所用で福島へ泊まった早朝、空き時間を見計らって花見山へ寄ってきた。以前にも4月中旬に何度か訪れたことがあるのだが、今年は花の咲く時期が早く、咲いている花木は随分と違っていた。

昨年は花木畑の養生ということで開園されなかった。今年はその影響もあって以前にもまして賑わっているようだ。人ごみの嫌いな私は例によってヒットアンドアウェイ方式を取ることにした。早朝といってもバスは6時50分頃出るのでそれに乗って、シャトルバスの第一便が到着する9時半ごろには撤退するという算段。

 路線バスなので少し手前で降りてから歩いていく。正面に見える白っぽい小山が花見山。

 

 前来た時と違って周囲の山にも随分花木が増えて、桃源郷は拡大しつつあるようだ。

 

 

 鯉のぼり

 

 茶店の人は開店前の準備で大忙しだった

 

 

 梅や早咲きの桜は終わっているので、以前来た時よりちょっと花の量は少ないようだ。手前と奥の黄色はレンギョウ、左は桃だがまだ咲いたばかり。

 

 こちらは菜の花の黄色

 

 とりあえず山の上まで登ってみる。福島市街の向こうに遠く望めるのは安達太良連峰

 

モクレンと桜が同時に見られるのは東北ならではといったところ。

 

 何とも繊細な紅枝垂れ桜

 

 淡い黄色はヒュウガミズキ

 

 梅が散ったかわりに咲き始めた桃が色を添えている

 

 この日は雲一つない好天気だった。

 

 真ん中の赤はカエデの赤色、手前のピンクの花は赤色のほんのり入ったユキヤナギ

 

 再び麓まで下りた。来た時から一時間半近くたっているので、光線が変わってまた違う景色のように見える。本当は一日いるといろいろ変化を楽しめるのだろうが……。

 

 逆光の側の斜面はまた、独特な色合いを見せてくれている

 

 

  白、赤、黄の饗宴だ

 

 

 

 思わず10時近くまで粘ってしまった。喧騒とともにたくさんの人がバスを降りてやってきた。そろそろ退散のころあいだ。

 

 心ゆくまでとは言い難いが、ずいぶん楽しませてもらった。花見山のボランティアの人たちありがとう。

今日はこの辺で。

 

 


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