二羽のカンムリカイツブリがハートを作ってくれた。
遠くの鳥を引き寄せて撮りたくて、デジスコに挑戦してみた。今回はその練習編、見苦しい点はお見逃しを。
山口貯水池のカンムリカイツブリ(ハジロカイツブリやカイツブリもいるのだが…)はなかなか岸に近寄ってくれないので、私の300mmの望遠ではやっと識別ができるぐらいで、今までずっとやきもきしていた。今回のデジスコではざっと1500㎜~3000㎜位にはなるので、何とか鳥の表情も写せるようになってくれた。
初めの大雪(8日)の翌日。背景は奥多摩の山脈。少し左によると富士山も見えるのだが、この日はあいにく雲に隠れていた。
堤防の土手にも雪が降り積もっていて歩きにくい。
湖面で休んでいるのはマガモとコガモの群れ
取水塔。
目当てのカンムリカイツブリの群れは遥か遠く、200mぐらい離れているだろうか、群れているのが見えた。
少し待っているとだんだんと岸の方に移動してきた。
少し背の低いのはハジロカイツブリ。
一か所にとどまることなく少しずつ移動しているのは。オオタカへの警戒なのだろうか。
顔の周りの赤橙色の夏羽が残っているものも見える
すらっとした長い首の前の部分が白、後ろの部分が黒でコントラストが美しい。
群れから離れ、更に岸に近づいてくれた。
すらりとした頸には気品。顔には親しみやすい表情も見える。
うん?何かを見つけたようだ。
追いかけているのはメスなのか、カイツブリ類は雌雄同色なので私には区別がつかない
何か口にくわえてきた、小魚ではないようなので巣材だろうか
そのままメスと思われる個体に近づいていく
口移しとは羨ましい
その後、上手く思いは伝わったのだろうか
あれ潜っていなくなった、恥ずかしかったのか?
初めてのデジスコだったが、動きの遅い水鳥では何とか表情の一端を写すことができるようだ。
それでは、この辺で。