初冬の休日、入間川を散策した。
風もなく、水面は穏やかで時の歩みを忘れたかのように収まり返っていた。
河原を歩く人は少ない
鳥影が見えないのがさびしい
水鳥の観察が目的だったのだが、なかなか出会えない。やっと3羽のコガモを見つけた。
更に歩くとダイサギが護岸ブロックに立って水面を見つめていた
やっ、近づきすぎたか
傍にいたカワウもつられたかのように飛び去っていった
キセキレイが河原で飛び立っては羽虫を捕食している
オオバンが近づいてきた
どういうわけか川の浅瀬にバイクのヘルメットが打ち捨てられている。
大きな轟音を立てて近くの入間基地から飛行機が飛び立っていった。
それに驚くこともなくカモたちは夕暮れの微睡の中にいる。
空気が熱を失ってきた
この辺で。