野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

新宿御苑落葉

2013-12-08 | 公園

 新宿へカメラのレンズを買いに出たついで、試写を兼ねて御苑を訪ねた。

この時期菊まつりはとうに終わり、紅葉も見ごろを過ぎている。

平日の午後の新宿門。人出はまばらだ。

 

屋根の上の銀杏が目を奪う

 

都会の喧騒を忘れさせる広場、視界を遮るものが何もない解放感。

 

それにしてもこの時期、時間帯もあるのだろうか、人影が少なくのんびりできる。

 

それでもモミジやカエデの多い場所にくるとそれなりの人出だ。

 

 

 

 

 

敷き詰められ厚く重なった銀杏の絨毯。

 

えび茶色のしっとりしたカエデの紅葉も捨てがたい

 

 

日本庭園にやってきた。

 

上の池のもみじ

 

旧御料亭台湾閣。今回買ったレンズはシグマの17~70mF2.8からF4までの比較的明るいレンズ。暗い部分でもつぶれず解像感を残してくれているのが良い。

 

 

 

フランス庭園に向かった。まだ少しだけ葉を残したプラタナスの並木道

 

 

 

 枯葉を踏みしめ静かに歩く。一年を生きた葉たちはカサカサと乾いた音を立て土に還っていく。私は実体のない幽霊のようにベンチに乗ったそれぞれの人生の傍らをそっと過ぎていく。

 

 その上に聳え立つドコモタワー

 

薄暗く幽谷の雰囲気を持つ玉藻池

 

池のほとりのイイギリの大木に真紅の実がなっている。

 

 因縁をつけてきたのは可愛いキンクロハジロ

 

紅葉したメタセコイア

 

これはハナノキ

 

その下に咲くツワブキ

 

 わずか2時間ばかりだったがいい息抜きになった。

この辺で。


葛西臨海公園

2013-12-06 | 散歩

  

 休日の午後、葛西臨海公園を訪ねた。

 

葛西の水族館は今回は素通り

 

鳥類園をぐるりと廻ったのだがめぼしい鳥は見られず。逆光で水面がきれいだ。向こうに見えるのはゲートブリッジ

 

 東京水辺ライン発着所。ちょうど水上バスもやってきたが、乗降客はゼロ。

 

 

 

なぎさ橋を渡った先は葛西海浜公園。

 

 杭の上の水鳥はウミウやユリカモメが多い。お台場方面のビルの合間に東京タワーが見える。

 

 

 

 

 大きな海鳥の群れと離れているのはカンムリカイツブリだ、白く長い首が気品を漂わせている。

 

渚で憩うウミウの群れの傍を屋形船が通っていった。ウミウたちは少しも驚かず平然としている。

 

落ちようとしている冬陽に向かって西なぎさの突端まで歩いていく

 

沖合に漂う鳥は殆どがスズガモ

 

北川を振り返るとスカイツリーも見える。

 

 手前に見えるのは東京電力の塔。重なって見える地点をもう少し近づくとスカイツリーが東京タワーのように見える場所がある。

 

 日も暮れてきた。西側には東京へリポートがあって数分おきにヘリコプターが轟音と共に忙しなく離着陸している。

 

東側は東京ディズニーランド。園内のホテルの前の海岸にも海鳥の大きな群れが見える。

 

 ユリカモメ

 

 ハジロカイツブリのようだ。

 

コサギとスズガモ

 

風が弱まって夕凪の時になったようだ。ゲートブリッジに冬陽が落ちていく。

 

 

霞んでいるのは房総方面

 

 

 時を忘れたかのようにほとんど回らない風車がぽつねんと立っている。

 

羽田から飛び立つ飛行機が小さな点となって茜色の空を渡っていく。

 

 

それまで見えなかった富士山が茜色の空にうっすらと見えだしてきた。

 

 

 

 

いつまでも見入っていたい夕景だが、手先もかじかんできたのでそろそろ帰ることにしよう。

 

 

この辺で。