おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

総武本線「旭駅」~「松岸駅」。その3。(「銚子往還」をゆく。第6日目。)

2024-04-18 11:38:20 | 銚子往還

銚子市内に入っても、畑地が大きく広がる。

収穫時期をずらしてのキャベツ畑。収穫済みとこれからのもの。

こちらでは、ダイコンの収穫が盛んにおこなわれています。

何を植えるのでしょうか?

       

         どういう工場・施設だったのか? 廃業になっているようです。

ダイコン畑。

シートをかけた畝。

これから大きくなるキャベツ。奥には、成長したキャベツ。

キャベツもダイコンも収穫時期をずらすことで、年間を通しておいしい野菜が収穫できます。

また、露地植え、といういところにこの地域の特徴があるようです。

         遠くの方まで、風力発電所の風車(プロペラ)が。

シートを外したダイコン畑。

緑濃きキャベツ。

             キャベツ畑が遠くまで続いています。

県道から右にそれて進みます。小さな集落へ。

              

ハウスから軽トラにいくつも苗を載せています。

           「何の苗ですか? 」「メロンの苗でしすよ。」

メロン農家は、加瀬さん、萩原さん、常世田さんなど生産者がいるようです。

ハウスで種を蒔き、発根、発芽、苗移植と気の抜けない作業が続く。
交配はミツバチがお手伝い。
収穫まで約150日、水、温度を管理し、太陽の恵みと、海からの南風を受けて甘さぎっしりのメロンが仕上がる。

銚子のメロン
 
果肉が甘く、香りと食感もよく、メロンの中でも人気のブランドです。 また、最高級品は「金印」とされ、糖度は16度以上もあり、日本農業賞を受賞した実績もあります。 高品質な銚子メロンは6月から7月しか流通しないので、銚子市外に出回ることが希(まれ)なため幻のメロンと言われてます。            

 

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総武本線「旭駅」~「松岸駅」。その2。(「銚子往還」をゆく。第6日目。)

2024-04-17 18:34:26 | 銚子往還

大きな風車(プロペラ)の下にも畑。

千葉県の北東部、銚子市や旭市などの東総地域には、東総台地という標高40~50mの台地が広がっています。
関東平野から太平洋へと突き出しているこの地域は、東南北の三方を海に囲まれており、1年を通して風速6m/s前後の強い風が吹いていることから、旭市から銚子市にかけての東西約10kmの範囲に、過去10年以上にわたって累計40基もの風車が建設されました。
車で成田空港方面から国道296号線を東進し、さらに匝瑳市で国道126号線に入って旭市へと向かうと、まず左手の台地の上に飯岡風力発電所(850kW×5基)が見えてきます。そこから更に銚子方面へと走ると、銚子市内に入ってまもなく、
丘の向こうに八木風力発電所(1,500kW×6基)が見え、海側には銚子小浜風力発電所(1,500kW×1基)と
銚子屏風ヶ浦風力発電所(1,500kW×1基)も見えてきます。
そして126号線を外れて東総広域農道へ入ると、右も左も風車だらけの風景になります。
この広域農道を東進した終点付近に、域内最大の風力発電所である銚子風力発電所(1,500kW×9基)が道路を囲むように建っています。
さらにこの風力発電所群の北にも、椎柴風力発電所(1,990kW×5基)や銚子ウィンドファーム(1,500kW×7基)があり、一大風力発電所群となっているのです。国道が走り、車も人も行き交う農道や生活道路が何本も走る中に建っています。
国道を走っていると突如として現れる風車の群れという景色は、初めて訪れる人を驚かせるものでしょう。
風車の近くに行ってみると、本当に畑の一部の区画が切り取られてフェンスで囲われ、風車と付帯設備がこぢんまりと建てられています。
風力発電機はこんなに小さなスペースで建てられるのかという驚きと、こんな場所に建てることができてしまうのだという二つの驚きが得られます。 
畑の中に風力発電機が立ち並ぶ景色というのは、ヨーロッパを思い起こさせる風景ではあります。・・・

(この項、「TOPIC 東総台地風力発電所群」より)

キャベツ畑。

ダイコン畑。

 

キャベツ畑。

               

群馬、愛知に次いで、国内第3位のキャベツの産地は、千葉県です。

千葉県は、11月から1月、3月から5月にかけて旬を迎える冬キャベツ、春キャベツの生産が盛んに行われています。特に有名なのは、銚子市、旭市、野田市などです。

冬でも温暖な海洋性気候が特徴の千葉県。そのため、柔らかくて甘いキャベツが育つといわれています。

※キャベツの語源は、フランス語のカボッシュ(頭でっかち)から来ています。

おいしいキャベツの選び方

  • 切り口が小さく、持ってみて重量感があり、緑色で新鮮なもの
  • 春キャベツは、主に春から6月頃に出荷され、形が丸くて、巻き方が緩く、葉は柔らかくてみずみずしいもの
  • 冬(寒玉)キャベツは、主に秋から初春に出荷され、形が楕円で葉の間には隙間がなく、葉は硬くて厚いもの

ダイコン畑。 

            

生産量1位の千葉県では、生産体制の整備とトンネル栽培などの栽培方法が普及したことで、高い反収を誇っています。

 主産地の銚子市をはじめとした千葉県の大根は、自家漬物用として昭和初期に栽培が始まったといわれています。1955年には秋系品種の栽培が始まり、商用として売られ始めたとされています。

その後、1966年に「秋冬大根」の産地指定を受けたため、栽培面積が拡大しました。これに伴い用水施設や農道が整備され、機械や資材の運搬体制が整備されていきました。

こうした動きも支えとなり、トンネル栽培が普及したことで、1986年に「春大根」の指定産地を受けることになりました。

また、トンネル栽培普及のおかげで、6~9月の高温期以外の出荷が可能になりました。無被覆栽培よりも労力がかかるため、1人が担当できる栽培面積は30aほどが限界ですが、気温が低い環境でも栽培ができます。

※「トンネル栽培」防寒用シートを畝(うね)にトンネル状にかけて冷気を遮る栽培法。シート越しに日光が当たるとトンネル内の温度が上がり、発芽や生育に必要な温度を保つことができるので、真冬でもおいしい野菜を作ることができます。

旭市から銚子市に入ります。      

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総武本線「旭駅」~「松岸駅」。その1。(「銚子往還」をゆく。第6日目。)

2024-04-16 18:32:30 | 銚子往還

4月13日(土)。晴れ。

今回。総武本線「旭駅」で下車し、総武本線と成田線が合流する「松岸駅」から帰途に、という計画。

歩くとかなり時間がかかり、途中、北総台地を越えていくことになります。膝の具合もよくないので、途中までタクシーを利用、台地の南端まで行き、そこから歩くという算段。けっこう安易な歩きになりそうです。

この付近の今昔。

(現在)道筋はほとんど変わらない。

(1880年代)「従銚子港 至千葉町道」。

塙新町。

まとまった集落になります。

ここまではカーブが続く、緩い上り坂。振り返る。  

塙十字路。 

左の角に「塙十字路祠」。

集落から次第に離れていくと、

左右が開けてきます。 

                

      風力発電の大きなプロペラが目に入ってきます。

             

起伏にとんだ丘陵。 

緩やかな上り坂を進みます。右には谷に降りる細道。

        谷の向こうに雄姿を見せる巨大なプロペラ。

        振り返り、振り返りしながら。

坂を上った向こうには、、   

見渡す限り、畑が広がる。      

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総武本線「八日市場駅」~「旭駅」。その5。(「銚子往還」をゆく。第5日目。)

2024-04-14 15:38:39 | 銚子往還

「安中藩太田陣屋跡」。

解説版。

明和4年(1767)、上野安中藩の下総領二三ヵ村、およそ1万石の土地を支配する拠点として設けられた陣屋の跡。

・・・安中藩はここ太田村に陣屋を置き、代官2名、与力数人を常駐させて、支配地の年貢の収納、治安などを行わせた。周囲に堀をめぐらし、南に長屋門をおき、奥に間口八間・奥行四間の役所があった。堀は排水溝程度のもので粗末なものだった。

明治初年、廃藩になるまでのおよそ100年間を支配したが、江戸時代末期にアメリカのペリーが江戸湾に来航し、海防の必要から藩より30数人の武士が派遣増員された。

廃藩後、陣屋の施設は撤去されたが、部下たちのなかには安中に帰らずにこの土地に残った者もあり、現在もその子孫が市内で生活している。

          

県道に戻ります。旭市のマンホール。

太平洋から昇る朝日と市の木クロマツ、市の花アジサイのデザイン。 海には漁船が浮かび、遠くに灯台も描かれている。

※2005年(平成17年)7月1日 、(旧)旭市と香取郡干潟町(ひかたまち)、海上郡海上町(うなかみまち)・飯岡町が対等合併し、新しい「旭市」となった。

「郷金旅館」。

街中に入ります。

路地の向こうに「真福寺」。

「カワカ金物店」。

趣のある店構え。

交差点の奥にある商家。

この施設は?

             「CHIBASHOYU ARTSQUARE」。

アーティストらによるワークショップ、作品の展示・販売、ライブペイント。見て、聴いて、作って、アートを肌で感じる体験。

            

昔ながらの商店の趣。

            

今回はここまで。      

               左折して旭駅に向かいます。

総武本線「旭駅」。

観光案内図。

次回は、北総台地・丘陵を越えて、銚子市に。

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総武本線「八日市場駅」~「旭駅」。その4。(「銚子往還」をゆく。第5日目。)

2024-04-13 19:05:20 | 銚子往還

カフェ&レストラン「グレコ」。

開けたところに出ます。

角に「セブンイレブン」。

                 旭の市街地に向かいます。

すでに水が張られた田んぼ。                 

       「沖縄を楽しみましょう 三線ライブもやっています」。

昼間、お店は閉まっていますが。

        

しばらく進んで旧道へ。

旧家の趣。

すぐ県道に復帰。

来た道を振り返る。

路地の奥に趣のあるおうち。

「宿天神青年館」との看板が。

7月27日、旭市太田の宿(しゅく)天神(てんじん)地区にある八坂神社祇園祭、通称「太田(おおた)祇園(ぎおん)」の夜に演じられるつく舞を、地元では「太田のエンヤーホー」と呼んでいる。

                

 つく舞は、長さ9間の柱と、その前に組まれた2間四方、2段の舞台で演じられ、動物の面を付けて舞台上段で無言劇を演じる「地(じ)舞(まい)」部分と、登り獅子がつく柱に登っての曲芸部分から成ります。地舞では赤獅子、青獅子、かまきり、みみずく、鹿、鶴が、順に舞台の上段に登り1人あるいは2人で簡単な所作を繰り返す。赤獅子と青獅子は腰を折り3、4歩ずつ足を交差させながら前後する所作、続く4役は両手に細棒を持ち床や相手を叩きながら舞台を回る。ついでひょっとこ、おかめ、旦那の3人による寸劇仕立のからみがあるが、かなり露骨な性交所作の繰り返しである。続いて舞台上で登り獅子を中心に盃事(さかずきごと)が行われ、その後登り獅子(赤獅子)がつく柱に登り、途中逆さにぶら下がるなど曲芸を披露し、最後に頂から五色の紙吹雪を撒き散らす。紙吹雪は安産のお守りになるという。「エンヤーホー」とは、つく舞を演じている間中、舞台下段に陣取った大勢の子供達によって繰り返される掛け声である。

 太田のエンヤーホーは、多古町多古のしいかご舞ときわめてよく似た芸態である。多古と旭のつく柱の高さは野田に比べて低いですが、野田にはない動物面の「地舞」がついているのが注目される。この動物面の地舞は静岡県森町から関東南部、福島県いわき市まで散見され、中世後期京都祇園祭の動物風流(ふりゅう)につながる可能性を秘めた貴重な芸能である。(「千葉県」HPより)

「↑銚子 飯岡駅 ←香取 →足川浜」。

「凜太郎ジェラテリア」。

       

千葉県旭市から!砂糖不使用のジェラート専門店 RINTARO 凛太郎 at プラカノン

凜太郎さんは元々「千葉県旭市」からやってきたジェラート屋さん。※千葉愛のあるサーヤとしては対応が遅くて申し訳ない気分。
日本では、神楽坂(東京)、銚子Tsubaki(千葉)にもお店があり、4号店目がバンコクになっております。

☆砂糖不使用
★こだわり抜かれた素材 季節の旬な食材のみを使用
☆ご注文後に焼き上げるワッフル 発酵バターを使用。
★本物よりも美味しい

凄くないか?
しかも、お値段2種類で120バーツ

※1バーツは日本円で4.2円。

コーンが手作り焼き立てだよ?…ありがたいお値段設定。
なので、サイアムパラゴンのイベント時は大行列。プラカノン店はー、イートイン席は常に満席って感じです。

季節の素材って言うのが本当に凄い「日本」の旬の素材なわけよ。しかも今はサーヤの大好きな「秋」の食材がたくさん!
食べたいジェラートがたくさんあります。・・・

(この項、livedoor[公式ブロガー]「サーヤのバンコクだらだら日記」より。写真も。)

この先、左手の路地を入ったところに、「安中藩太田陣屋跡」があります。

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