コメ・ミソ・ショウユすぐ送れの意味わかりますか

2015年03月17日 | 日記
先週土曜日、地元が新幹線開通で湧く中、民医連・平和を守る会主催の「日本軍「慰安婦」問題を考える」に行ってきた。

行こう、と言ったのは夫である。へーっ、慰安婦問題に関心あるんだ~と少し感心しつつ揶揄する気持ちもあり、理由を尋ねたところ次のような返事が返ってきた。

慰安婦は世界中がやってることだ。なのに日本だけが責められている。強制だったかどうかはっきりしないのに、「強制だった」と決めつけられている。慰安婦問題で日本は利用されているだけだ。だからこの問題をはっきりさせたい。

私は「強制」かどうかは論点ではないと思っている。「強制」であるという公文書が存在しなければ問題なし、存在すれば強制だから大問題というのはおかしいではないか。大量化学兵器とは違う。

「強制」かどうかという問題については、民医連の方の、「公文書として残すはずがない。公文書がないのは当たり前だ」で片付いてしまった。

劇団俳優座の有馬理恵さんの一人芝居で会は始まった。

13歳の時に日本軍人に家に押し入られ、父親を殺されて、どこかに連れ去られ、一室に閉じ込められ毎日2~5人の日本兵に強姦されたフィリピン人女性の独白である。

有馬さんは差別と戦争をなくすため演劇を通して活動している。なぜこのような活動をするようになったのか。

有馬さんのおじいさんはB級戦犯として禁固35年の刑を受け、巣鴨プリズンに入っていました。

諜報活動に従事する人で、トップ3だったのです。沖縄の宮古島では、捕虜となったアメリカ人を拷問にかけ、戦争が終わりそれがばれそうになると捕虜を殺してその遺骨を台湾に送り、拷問・殺人についてはシラを切り通したそうです。しかし、物的証拠はないが、追及が激しく、部下が次々と証言しだし、逃げられなくなったのです。自分の上司2人は終戦と同時に自決・逃亡していたため、一人で罪をかぶることになったようです。

そのおじいさんは、10年で釈放されました。他にも多くの戦犯が天皇の恩赦により釈放されたそうです。岸内閣のときです。

おじいさんは、「あのときの自分の頭の中は悪魔が占領していた」とよく言っていたそうです。

有馬さんは、そんな理由は許されない。心を天使が占めたために命を落とした人がどれだけいたか、と言います。

慰安婦に関する日本兵の証言によれば、日本人慰安婦は将校クラス専用で、一般兵士用は朝鮮・中国人慰安婦だったそうです。

従軍という言い方は、従軍医師・看護師のように自らの意志でやっているかのように取られられるため使わず、慰安婦は本来「慰安」などではないのだが、被害者に配慮して「」付きで慰安婦としているそうです。

有馬さんからクイズが出ました。

「コメ・ミソ・ショウユすぐ送れ」

意味がわかりますか?

コメは日本人慰安婦。ミソは朝鮮人慰安婦。ショウユは台湾人慰安婦なんだそうです。

夫とは慰安婦問題についてまだ何も話していないです
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子育ても「結果」がすべてな... | トップ | 立派な方々の不寛容な決めつ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事