まともな金融教育の本さえ日本にはない!

2024年04月28日 | 社労士
中学生の娘に金融教育をしようと思い、図書館でテキストを探した。
家庭経済という主題がそれらしいものだったのでその棚を探したが、どれも「貯める」がテーマのものばかりだった。

子ども向けのものに変更して探してみると、今度はいきなり経済の仕組みと投資についてばかりである。

大人向けも子ども向けも、読みてがある程度金融や経済を理解していることを前提としている。

小学生であれば、学校のカリキュラムを理解していることが前提。大人であればレベルはともかく、高等学校を卒業していることが前提。

小学校中学校は学校へ行きさえすれば進級、卒業できるのに。
飛び級もなければ落第もないのに。

高校は受験という儀式さえ通過すれば誰でも行けるのに。

その高校さえ、行きさえすれば進級卒業できるのに。

学力はなんの担保にもなっていないのに、学力を前提として何事も成り立っている。

子ども向けの金融教育には、「お金は使えば減る、なくなる」ということをまず最初に教え込みたかったのに…

これがわからない子ども、というか大人が多いのに…

外国人の書いた子ども向けのものが一番本質的にお金、経済を捉えていたので、それを基に自分でレジメを作ることにした。

体裁と見栄に彩られた日本社会において形骸化の被害はあまりにも大きい。

使える英語だとか、思考とか、なに言ってるんだか…

知識の詰め込みから思考への移行とか、なに寝言言ってんだ

オズの魔法使いのかかしよろしく、詰め込んでいるのは藁なのに

ほんとイヤになる😮‍💨
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