「ビジネスガイド」はやはり役に立ちます

2022年05月25日 | 社労士
なんか久しぶりに「ビジネスガイド」を買いました。
定期購読をしていると、たまっていくいっぽうで、大変ストレスが大きいのですが、町に1件しかない小さな書店にビジネスガイドが置かれていたので4月号から気分によって購入することにしてみました。
他に購入者がいないのか、販売日からけっこう日にちが経過してもちゃんと残っています。
売れてしまうかも…と心配して読む気もないのにとりあえず買いする必要もないのです。
余裕があると、この本面白いです。
ちゃんと役立つこと、知っておいてよかった!ことが書いてありますから。
5月号の向井蘭弁護士の「いわゆるシフト制留意事項への現実的な対応」が大変よかったです。
シフト制って、自分も10年近く働きましたが、メリットデメリット両方あって面白いのです。
でも、その運用の仕方っていろいろあって、シフトが崩れたときの対応って、ほんと人生の縮図みたいで、面白いのです!
こんな面白いもの、法律でがちがちに決めれないですよね!
事業主や管理者は自分の都合優先でシフトを決めているのに、都合が悪くなると法律上は~とか言いますし、従業員はドタキャンしたりするくせに、シフト減らされると困る~とか言います。
それに、行政に相談してもなんかいまひとつの対応なのは、やはり明確に決まっていないところがあるからなんですね。
向井弁護士は留意事項が通達や告示ではないことに意味があると考え、その違いを丁寧に説明したうえで、調べてもわからなかったところは推測と断って説明しています。
こういう丁寧な解説があるのがビジネスガイドのよいところです。
ところで、大内信哉さんの「キーワードから見た労働法」って、おそろしく長く続いているんですね。
日本労働政策研修・研究機構所長のhamachan先生のコラムもはじまってくれると嬉しいのだけど。

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