タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

   ~野鳥界における、史上最強の天敵:カラス:烏~  ♪ 石原裕次郎:北の旅人 ♪

2020-11-19 08:40:26 | カラス
石原裕次郎:北の旅人

史上最強の天敵は「鷲:ワシ」・・・??

白頭鷲:画像お借りしました。

  

ハヤブサ:隼  ????

トビ:鳶・・・?????




ハシブトガラス:ハシボソガラス・ミヤマガラス

群れの形成

成鳥はつがいでほぼ一年中固定された縄張りを持つが、若鳥は群れで行動する。  繁殖中のつがいは巣の周辺でねぐらをとることが多いが、それ以外の個体は夜間人が立ち入ることのないよく茂った林や竹林に集団ねぐらをとる。  近年では、公園の分布や面積に偏りのある都市ほど大群でねぐらをとる事例が多く発生している。

知 能

カラスは、昔から知能の高い動物として知られており、「イソップ寓話」には、瓶の中で水に浮く餌を取り出すために石を沈めて水位を上げる『カラスの水差し』という話が伝承されている。  ハシボソガラスが、硬くて自分の嘴では砕けない食べ物を飛行場の道路や建物の屋上などの硬い場所に落として、割る行動も見られる。  また道路にクルミ(胡桃)を置き、車にひかせて殻を割るという行動が、日本の都市部で確認されている。  神奈川県では、鉄道のレール上にハシボソガラスが石を置くという事件が頻発している。  カラスが、嘴と足の指を器用に使い、公園の水道の蛇口をひねって水を飲む様子が観察されている。  アメリカガラスが9年半人間の顔を覚えていた事例もあるまた、ハシブトガラスは人間の男女の顔写真を識別する能力を持つ。  驚くことには・・・カラスが少なくとも41語の言葉を持つことを利用し、日本の企業がカラス撃退装置を作っていると云う。  「カラス語」を研究している、国立総合研究大学院大学の塚原助教によると、次のようなカラス語があると云う。    

「カ~カ~カ~」 カラスが餌を見つけ、仲間に知らせる時に鳴く声。  カラス語では「こっちに食べ物があるよ」と云う意味。   カッカッカッ」は、 鷹などの天敵が近づいてきたことを仲間に知らせたり、警戒する時に鳴く声だそうである。  カラス語では「危険だよ」という意味。  「クア~クア~」 ねぐらに帰ろうとするカラスが発する鳴き声。  「安全だよ」という意味。

天 敵

カラスは大型鳥類のため天敵はあまり存在しないが、オオタカの中にはカラスを頻繁に捕食する個体が存在し、その他の猛禽類ややキツネなども稀にカラスを捕食することがある。  だが、カラスはこれらの天敵から逆に獲物を横取りしたりすることも多く、また猛禽類に対しては頻繁にモビング(小鳥が、捕食者であるフクロウやタカなどに対して、集団で行う行動。  やかましく鳴きたて、突撃するように飛び回る、擬攻撃。)を行う。   モビングする種はモビングしない種よりも長生きすると言う。   モビングされた猛禽類は狩りの成功率が減るため、移動していく。   モビングによって豪胆さを見せたカラスは序列を高め、伴侶を見つけやすくなる可能性が指摘されている

まとめ

確かに、カラスは群れで行動することもあり、知能が高いことから、私が視認しただけでも野鳥ん中では、最強のように思う。   ハヤブサや鳶は元より、TVなどでは白頭鷲、キツネ等への集団もビリングで撃退しているところを見たことがある。

 

車の行く手の路上には、異常繁殖したカラスの群れが、約200羽は見られた。(2020・11.18)

気分を変えて音楽を聴こう。