もう直ぐ「立春」なのに、粉雪舞い散る寒い朝
一転粉雪舞い散る寒い朝。 季節はもう直ぐ、2月3日の「立春」。 1985(昭和60)年以来、2月4日が続いていたのですが、37年ぶりに日付が変動します。
現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春 としています。
2021年の立春の瞬間は、2月3日23時59分。 あと1分で2月4日でした。
2022年~2026年の立春は以下の通りです。
2022年 2月4日
2023年 2月4日 2024年 2月4日
2025年 2月3日
2026年 2月4日
※国立天文台ホームページより※
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寒暖差の激しい今年の冬。 梅花や庭のカキツバタの花も、ちらほら咲き始めてきました。
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「西郷南洲遺訓」~「雪に耐えて梅花麗し」
一貫唯唯諾 一貫す、唯唯の諾
従来鉄石肝 従来、鉄石の肝
貧居生傑士 貧居、傑士を生じ
勲業顕多難 勲業多難に顕わる
耐雪梅花麗 雪に耐えて梅花麗しく
経霜紅葉丹 霜を経て楓葉丹し
如能識天意 如し、能く、天意を識らば、
豈敢自謀安 豈敢て、自から安きを謀らんや
梅の花は厳しい冬の寒さを耐え忍ぶからこそ
初春にひときわ美しい花を咲かせます。
芳しい香りは、試練や苦難を耐えて乗り越えれば
そこには大きく見事な成長が待っていると。。。
(西郷南洲が甥の米国留学に際し、送った漢詩)