絶滅危惧種の「セイタカシギ」が、たった一羽で・・・
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画像お借りしました。
「セイタカシギ」
セイタカシギの名前は、特徴でもある長い脚が由来しているようです。
足がとても長いので背が高く見えるため、「セイタカシギ」という名前になったようです。
セイタカシギの漢字表記
セイタカシギは漢字で書くと「背高鴫」&「丈高鴫」と書く様です。
どちらも背が高いことからきている様ですね。
特徴
セイタカシギは、名前の由来にもなった長い脚が特徴的な鳥です。
飛ぶときはこの細長い脚をまっすぐに伸ばして飛行するため、
革ひもがぶら下がっているようにも見えます。 またくちばしも細長く、とても印象的です。
シギ類の中ではとても目立つ色合いになるようです。
セイタカシギの大きさは全長が37cmほど、翼開長は70cmほどになるようです。
特徴でもある長い脚は、長さが25㎝ほどになります。
特徴的な長い脚は赤く、とても目立ちます。
生態
セイタカシギは湿地や干潟、湖沼、河口、水田など、水がある場所に生息する鳥です。
抱卵、育雛ともにオスメスで行うようですが、メスの半分ほどは育雛の途中でオスとヒナを残して
繁殖地を離れてしまうそうです。 この様な場合は残されたオスがヒナの世話を続けるようです。
セイタカシギの雛は孵化後数時間で巣を離れます。
巣を離れた後は自分で餌を探して食べるようです。
ヒナはその日のうちに歩くだけでなく、泳ぐこともできるようです。
親鳥は外敵からヒナを守ってくれるようですが、餌の取り方は教えてはくれないようです。
食性は肉食
セイタカシギの食性は肉食になります。
水辺で昆虫やエビ、カニなどの甲殻類、小魚やゴカイなどを捕食します。
生息地・分布
セイタカシギはヨーロッパ、アフリカ、アジア南部を中心に、広い範囲に分布しています。
日本では旅鳥、または留鳥として、ほぼ全土の各地で見られるようですが、個体数は少ないようです。
生息場所としては、海岸近くの水田、河口、干潟、池沼、茂みのある浅い水たまり
などに生息している様です。
The Shadow of Your Smile (いそしぎ)