胸からお腹まで黄色いセキレイ・・・いつも尾羽を ふりふりふり
/ 鶺鴒(せきれい)の なぶり出しけり 山の雨 一茶 /
全長20cm。 細身で尾の長い鳥。 九州以北のほぼ全国で繁殖しています。
平地から高山までの水辺、特に渓流に沿って生活するものが多く、小さな流れでもよく見ます。
夏羽では黄色い部分は鮮やかになり、オスは喉が黒くなります。
セキレイの仲間の鳥で、胸から腹にかけて黄色いところからキセキレイの名があります。
渓流・河原・水田のあたりに多く、いつも尾を上下に動かす習性があるので、
石たたき・庭たたきなどの異名を持っています。
「チチッ チチッ」と鳴きながら大きな波形を描いて飛びます。
仲間のセグロセキレイは、日本だけで繁殖する日本特産種。
(出典元:サントリー愛鳥活動)