軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

還暦祝い

2020-07-11 12:39:09 | 日記

(自転車乗りらしい還暦祝いの赤いウェア)
今年7月で還暦を迎えました。
一昨年前のツール・ド・フランスさいたまクリテリウム会場の出店で、安売りをしていたルコックのウェアを購入しました。年齢を考えると赤というのはどうかな?と思いましたが最後の一枚だったので、還暦になるのだから、赤いちゃんちゃんこの代わりでちょうど良いかということで、現在も愛用しています。

学生時代使用していた片倉の赤いフレームのトラックレーサーです。物置の片隅から出てきたばかりで、埃をかぶっています。時の流れを感じます…

1981年大分県で開催されたインカレで車体検査を受けた時に貼られたシールがそのままでした。

(ミヤタのクロモリフレームのロード)
自転車選手、サイクリストにとって、自転車は、一番高価な道具ではありますが消耗品でもあります。特にタイヤやチェーンなどのパーツは古くなれば交換していくことになります。「もう自転車は乗らないから」と思いまして、処分したものもたくさんありますが、ロードとトラックはそれぞれ一台ずつ物置に残っていました。
フレームの材質もカーボンやアルミが主流となり、その他のメカやウェア類などの用具も私が自転車を始めた1976年頃からは様変わりしました。

(アディダスのレーサーシューズ、エディ・メルクススーパーです。80年代はトップレベルの選手も使っていましたが、ビンディング固定ではありません。シュープレートの溝をペダルに挟み、トウクリップとストラップで固定します)
当時のスタイルは、クロモリフレームの自転車、ロードの変速は後ろ5~6段、重めのギヤ設定、シフトレバーはダウンチューブ。ペダルと靴の固定はトウクリップとストラップ、選手の身なりは、重くて暑苦しい競輪メット(安全性は高いですがロードで長時間は無理!)、ロード用ウェアやレーサーパンツもウールなどの素材が主体で、夏はこれも暑苦しくて…

(当時のペダルと靴の固定方法です。ペダルは極東プロエースのトラック用です。今はもうないメーカーの製品です)
一時は、もう自転車でやり残したことはないからと、完全に引退状態でしたが、自分の人生にとってやはり大切なものであることに気が付いて、復帰しました。
今年はマスターズ枠で選手登録もいたしました。
コロナウイルスでエントリーしていた大会が中止なるなど残念な事もありましたが、ありがたいことに、もう少しだけ自分の足で走る時間が残されています。
前立腺がんも検査の結果今のところは発見されませんでした。
来年のワールドスポーツマスターズにエントリーしています。何とか無事に開催されてほしいと願っています。
スプリントから500mTTへのエントリー変更もできました。

(自宅庭からの夕景)
これからは人生の結実期に向かいます。
家庭人としての役割を果たしつつ、落車、事故に注意しつつ、良き自転車人として過ごしていきたいものです。
コメント (4)
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