(日本で一番古かった舗装が張り替えられたスタート・ゴール地点)
新型コロナウイルス肺炎が猛威を振るっています。
JリーグやバスケBリーグは延期、プロ野球オープン戦は無観客試合、ライブなどのイベントも中止…
外苑クリテリウムも後一週間開催が遅かったら開催中止でした。
学生の大会としては今年度の最終戦です。4年生にとっては最後のレースなので選手にとっては良かったとは思います。
1位でゴールした選手のご家族がそばにいて大変な喜びようでした。
しかし、もし万が一にも観客やスタッフの中に罹患者がいたらと思うとやはり恐ろしくもあります。
UAEで開催されていたワールドツアーのステージレースは何と大会スタッフに新型肺炎罹患者がいたため急遽、大会を短縮したとの情報がが自転車サイトで報じられていました。
外苑クリテリウムでは何事もなかったと信じてよいでしょうか?
後輩も下のクラスですが2位になってよかった。
これで上のクラスに上がれます。
ロード中心の母校自転車部の中でも、トラック競技短距離に取り組んでいる後輩もいるようで今年は、応援サポートをしたいのですが、学連の大会も今後の新型肺炎の状況で開催がどうなるか心配です。
今年からゴール前のコーナーがひどい鋭角になりました。
時速20㎞以下に減速してのコーナリングになるため落車はここではありませんでした。
中間にも180度の折り返しがありここも同様、低速でのコーナリングです。共に減速後の立ち上がりの加速が必要ですが、特に最終周回、最終コーナーをクリアーしてからの立ち上がりは勝負のポイントになります。
かといって、ゴールまでの距離もそこそこあるので立ち上がりからの仕掛けは、ゴール前で失速して後続にさされてしまう可能性が高い、難しいコースになりました。
落車も発生しましたが、鋭角コーナーや180度折り返し地点ではなく他の個所のようでした。しかし、大事にはなっていないようでした。
下のクラスも含めて、基本的な走行技術や走行のマナーは各選手しっかりとできていました。昔に比較すれば学生選手の技量は確実に上がっています。これはレースの開催数が増えたことの成果の一つだと思います。
しかし、母校駒澤大学を含む都内大学の自転車競技部の練習環境は確実に悪化していると思います。
事故には十分注意してほしいと願っています。
(かつてのインカレチャンピオン、女子ワールドツアーにも出場したOGの樫木選手も出場した女子のレース)
そして何より新型肺炎の早期の終息を願っています。
下手をするとオリンピックも中止の可能性が否定できなくなってきます。
今回の五輪は日本の自転車競技にとって金メダル獲得の最大のチャンスです!
(松本の大会での梶原選手)
本日うれしいニュースが届きました。
ベルリンで開催中のトラック世界選手権で梶原悠未選手が女子オムニアムレースで優勝!
33年ぶりの世界チャンピオン、しかも女子では初です!
梶原選手のためにも何としても五輪を開催してあげたい。
無事の五輪開催のためにも、世界中の人々の健康維持のためにも、しばらくイベントの自粛は仕方ないでしょう。