軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

碓氷峠・晩秋

2020-11-22 10:17:28 | 日記

今年2回目の碓氷峠です。例年ならば1シーズンで5~6回は登っていますが、天候不順やコロナ禍の自粛でやっと2回目です。
そして多分今年最後の碓氷です。

峠の上からの風景です。高崎の市街地と思っていましたが、遠くに見えるのは、群馬県庁の建物のように思えます。前橋市なのでしょうか?
184曲がりのカーブを慎重に下ります。
途中で警察の事故処理車とパトカーが!
自転車がらみの事故のようです。当事者と思われるサイクリストは大きなけがはないようですが、自転車が骨折です。
フロントホークが破断していました。
事故の概要は不明です。追突でしょうか?
明日は我が身かもしれません。
特に下りは注意が必要です。

道路には枯れ葉が積もっている個所もありました。

ほとんどの樹木が落葉した中で、一際鮮やかな紅葉です。美しい!

たまには寄り道をして、碓氷湖へ。

晩秋の湖畔の風景をお楽しみください。

釣り人の姿もありました。イワナ、ヤマメは既に禁漁なのでワカサギ釣りのようです。

お馴染みの唱歌「紅葉」の碑があります。

作詞した高野辰之は長野県中野市の出身ですが、信越線熊ノ平駅からの眺めを見て、歌詞を作ったとのことで、この地に碑を作ったようです。

碓氷湖を後に、トイレ休憩に寄った峠の湯の駐車場の紅葉が見事です。

トロッコ列車が峠の湯駅に到着したところです。

コロナ禍の中の連休ですが沢山の観光客が乗っていました…

峠の湯の公園の一角には縄文遺跡のストーンサークルもあります。

中山道坂本宿です。
かつては宿場町として賑わっていたことでしょう。

一件の民家の前にこのような説明文がありました。
昔は、旅籠を営んでいて小林一茶の定宿だったとのことです。
カーブ1からとりあえずタイム計測、眼鏡橋近辺は横断する歩行者もいますので、ペースを上げず、のんびり登ろうと思いましたが、比較的好調なので、途中からベースアップしました。
アウターギアだけで攻める時もありますが、今日はインナーも使用して、なるべく一定のケイデンスを維持しつつ、登っていくといつも起こりがちな中だるみもなく、なかなかいいタイムです。
「これはいけそうだぞ」150カーブを過ぎたあたりから自己新記録を意識しました。

184カーブを登り切りタイムを確認すると、1分以上自己記録を更新することができました。

(峠を登り軽井沢からの遠望です。遠く北アルプスが見えます。)
あまり練習をしていなかったのに意外です。
今回のことからいくつかの事を学ぶ事ができました。
①当然のことながら下りは慎重に!事故のリスクを回避しましょう。
②眼鏡橋や旧熊ノ平駅付近は歩行者もいるので、十分な注意を!(峠を歩いて、あるいはママチャリで登る人たちもいます。要注意)
以上2点の注意事項を前提に。
③前半でペースを上げ過ぎると中間で疲れて中だるみしてタイムが上がらないので、前半は抑え気味にする。
④現在の自分の体力に見合った適正ギアを使用する。碓氷は激坂、急勾配区間はないので幅広いギアを使って一定ペース、ケイデンスを維持する。
中間では一定ペースを維持して、後半でペースアップというのがどうやら碓氷の攻略法かもしれません。
ただし、これは「坂バカ」になり切れない、元々スプリンターである私の走り方です。
このコースをツール・ド・フランスの覇者であるタディ・ポガチャルやエガン・ベルナルが走ったらまったく違う次元の走りになることでしょう。
ワールドツアーの選手がここでタイムアタックをしたら一体どんなダイムが出るのでしょうか?
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トラックレース全日本選手権

2020-11-14 13:38:12 | 日記

先週の日曜日前橋市のグリーンドーム前橋で開催された全日本自転車競技選手権大会のトラックレースを観戦に行ってきました。

アジアで初めての世界選手権の会場になった後は競輪場を中心に他目的に使用されてきました。
何と当日もスタンドの裏は競輪の場外車券売り場になっていました。
走路では車券が出ない普通の自転車競技をやっているのに、びっくりでした。

結構遅く家を出たのですが何とかオムニアムレース世界チャンピオンの梶原悠未選手(筑波大学大学院)の個人追い抜きのスタートに間に合いました。

古山稀絵選手(日本体育大学大学院)との決勝戦、古山選手がリードする場面もありましたが、逆転優勝です。

見事な走りでした。

ドーム観客席の最上階からは榛名山と…

赤城山の眺めがなかなかのものです。

パラサイクリングの部もありました。

片脚や義足での走りは実に見事です。

タンデム車のレースは国際的にも今はパラサイクリングの視覚障害者部門しか実施されていません。

タンデムスプリントはかつてオリンピック、世界選手権の種目でした。
国内では現在でも学生の大会では伝統として行われているようですが、私はタンデム種目の経験はありません。

ところで走路とフィールドの仕切りは卓球のフェンスでした…(250mの国際規格の会場ならアクリル板のフェンスです)
選手が落車、コースアウトしてぶつかったらどうなるの?と心配しましたが、日本の競輪場の走路は退避地帯が広いのでまあ大丈夫でしょう。

本日のメイン種目は男女のポイントレース。

梶原選手の走りは圧倒的でした!

逃げに成功、ワンラップして集団に追いつき20ポイント獲得しました。

圧勝です!

強い!
何と出場種目すべて優勝。6冠です。

観客席は密を避ける配慮がされていました。

男子ポイントレースでは競輪選手と二足のわらじの橋本英也選手(チームブリジストンサイクリング)の力が群を抜いていました。

前半はなかなかポイントが取れませんでしたが、中盤以降はチームブリジストンの同僚近谷選手との接戦を制して…

見事優勝です。
ロードレースに人気が集中しがちですが、梶原選手は今年オリンピックが開催されていれば金メダルはほぼ確実だったのではないでしょうか。
今や押しも押されぬ世界チャンピオンです。世界一の選手です。
橋本選手もメダル獲得の可能性が高い有力選手です。
こんなすごい選手が日本にはいるのですよ!
新田祐大選手など短距離陣の活躍も素晴らしい。もっとトラックレースに注目しましょう。
そして、トラック日本ナショナルチームのオリンピックでの活躍に期待しましょう。
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天空の里・秋 ~八重原地区史跡巡り~

2020-11-08 08:58:27 | 日記

このブログでも数回紹介紹介させていただいた長野県東御市の八重原台地に行ってきました。
広々とした風景はいつ観ても素晴らしい!

八重原地区には史跡も点在しています。
戦国時代の山城外山城址です。

台地の端の崖っぷちにあり、のろし台の役割を果たしていたいうことです。

信濃の国に侵攻した武田信玄軍の砦の後です。

武田軍が去った後に鍋の蓋が残されていたため「鍋蓋砦」と呼んでいるとのことです。

江戸時代の小諸藩の役人であった黒澤 嘉兵衛の屋敷の門です。
門だけが残っています。この人は八重原地区の恩人でもあります。

台地で水の便が悪い八重原は今でも用水が引かれ、ため池が多数存在していますが、現在使用している八重原用水を蓼科山の麓から引いたのが黒澤 嘉兵衛です。これら三つの史跡は下八重原地区にあります。

もう少し早く、暖かい時期に走りたかったのですが、晩秋になってしまいました。
コロナ禍に加え天候不順で、走れる日が少なかったのが残念でした。

南側には蓼科山が望めます。

午後から走り出しましたが、秋は日が短い!

中八重原地区の方たちが整備した水車です。

中八重原公民館前には標高675mの標柱があります。

サイクリング、ウォーキングコースの案内板も整備されています。

中八重原地区を下った所に八重原南口の碑があります。
郷土愛を感じます。

下って立科町藤沢地区の大日堂です。

北御牧総合庁舎です。

かつての村役場です。

「(真田)幸村もかぶっています(ヘルメット)」近くの駐在所にこんなポスターが。自転車もヘルメットを着用すべきだと思います。

布下地区から見た布引山です。

昨年の19号台風では千曲川も氾濫しました。

この道も通行止めになりました。現在も工事が続いています。
写真奥に、戦前あった布引鉄道の橋脚が残っています。
小諸駅から北御牧まで鉄道が引かれていたのです。ここは小諸市ですが、これも鉄道史跡です。

山の上には布引観音があります。
高校時代初めての町外サイクリングで来た場所です。

牛にひかれて善光寺参りの伝説が残っています。
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松本自転車競技場 秋

2020-11-03 09:20:53 | 日記

今シーズンはまだ終わっていませんでした。
10月31日(土)松本自転車競技場に練習に行ってきました。
主要な大会も終わっているためか、信州大学の学生や地元の高校生もいません。今日は京都から来たという人が1人走っているだけでした。

良い天気で快適のようですが、ここは標高1,000mの高地、寒い!
バックストレートは少し走路が湿っています。
霜が降りて融けたのでしょうか?

寒いのは仕方ないですが、ほぼ貸し切り状態、贅沢な時間でした。
前回来た時よりもギヤ比を下げているのですが、あまり足が動いてくれません。
年齢を感じてしまいます。

練習やレースのために訪れた選手の色紙が並んでいます。
長野県が生んだスピードスケート五輪金メダリストの小平奈緒選手の色紙もありました。

日本自転車競技連盟の公認証です。
当時の会長は橋本聖子さんでした。
今日の練習は周回を30周、フライングの200mを1本だけやってみましたが、若い頃のように腰を上げてバンクを利用して上手に加速できません。
そして、500mを1本、後半は結構きつい…
あまり無理は出来ません。還暦の私には十分な練習です。
京都の方にごあいさつして、競技場を後にしました。

40年以上有料道路であった三才山峠のトンネルが無料になりました。
料金所は撤去されています。

無料化に伴いトイレもなくなってしまいましたが、片道500円の通行料が不要になったのは大きいです。

峠を下り、鹿教湯温泉を過ぎてしばらくして、国道を右に2㎞ほど入った所に秘湯、霊泉寺温泉があります。
源泉かけ流しのとてもよい温泉です。
心身共に癒されて帰宅しました。
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