(スタート・ゴールの東御市ふれあい体育館)
5月26日(日)午前中東御市の体育館で他競技の大会手伝いの仕事があり、お昼で終了したため、午後は再び八重原台地を中心としたコースを走りました。
暑い!日差しが痛いほどです。600mlの麦茶2本飲み干しましたが、自宅に帰って体重を測ると昨日の同時間と比較して500g少なくなっていました。
飲むより汗で出て行った方が多いようで驚きです。
(千曲川沿いの道は偽アカシアの花盛りです。蜜源にもなりますが、外来植物であり、増えすぎて困っています。根が浅く倒れやすく、蜜源の他には東信地域の人が好んで花をてんぷらにして食べる程度です。偽アカシアには微量な毒もあるとのことですが、花のてんぷらで中毒の話はありません。ちなみに私はあまり食べません)
東御市ふれあい体育館をスタート、羽毛山地区から八重原台地に登ります。ここから上八重原地区⇒中八重原地区⇒下って立科町藤沢⇒スタート地点⇒別ルートで下八重原地区に登り(このルートも結構厳しい勾配です)⇒芸術村公園内諏訪神社付近で休憩⇒上八重原⇒脇道を通って田楽平地区の下の方に出て⇒農道を登り返し⇒中八重原⇒立科町⇒スタート地点と微妙にルートを変えての八重原2周回、良い練習になりました。
台地への厳しい登りと、上に登ると平たんな道と、非常にバランスの良いコースですが、とにかく暑い日でした。
(諏訪神社周辺は木陰で涼しいのですが、5月だというのに蝉が羽化して鳴いていました…)
(ここは戦争中陸軍士官学校が疎開してきて軍馬の豪になったとのこと。当時は小学生も豪を掘る作業をしたと、当時作業をされた方から話を聞きました。小学生も戦争協力、そんな時代はもう嫌ですね…)
(ここにはコテージやバーベキューの施設もあります)
(ほぼ野生化したあやめが咲いています)
(交通量の多い幹線道路は私が走るコースに設定することはありません。時に農道、林道もコースに入れます。交通量は少ないのですが、このようなグレーチングの継ぎ目の大きな溝など、思わぬ危険もあります。落石や野生動物との遭遇も含めて注意が必要です!)
(日なたで咲いているあやめは、更に色が濃い様に感じました)
(田植えも済んで、美しい日本の農村の風景です)
スタート地点のふれあい体育館までもどり、本日の走行距離35㎞と少し短いですが、暑さを考えて予定コースを短縮しました。
ツアー・オブ・ジャパン総括
19日から始まったツアー・オブ・ジャパンが本日の東京ステージで閉幕しました。
トランプ大統領来日のため大井ふ頭スタート・ゴールになってしまいましたが、小池知事がスターターとなり始まった平たん路のレースは、私の期待通り窪木選手がゴールスプリントを制してステージ優勝です。
前日伊豆ステージでは総合4位に着けていた増田選手と共に何と落車、大変なことでした。膝の痛みがあったとのことですがチームメイトのアシストもあり見事な勝利でした。
ワールドツアーチームの参加なし、2部相当のプロコンチネンタルチームもNIPPO1チームのみ、しかも日本人選手主体の構成、このメンバーの中ではトラック種目で鍛えた窪木選手の、平地でのスピード、スプリント力は群を抜いておりました。
私が考えた日本勢の目標は
1.ステージ優勝最低1回
2.ステージ3位以内最低3ステージ
3.総合3位以内
このうち、ステージ優勝は2回ですので、大きな成果を上げましたが、総合は増田選手の落車により、3位以内には入れませんでした。
しかし、UCIポイント圏内に3名の日本人選手が食い込んだので、大成功と言えましょう。
ところが、世界ランキングは上がっていません。オリンピックランキングもわずかに順位を上げたのみのようです。
ベルギーやフランス、イタリア等強国はワールドツアーでガンガンとポイントをあげています。中堅どころの国々も着実にポイントを獲得していますので、ツアー・オブ・ジャパンでポイントを稼いだぐらいでは焼け石に水のようです。
オリンピックでの3枠獲得は厳しいと言わざるを得ません。
では、トラック種目はいかに?
ロードに比較すればはるかにメダル獲得が期待できます。
私が個人的に考えた目標は以下の通りです。
1.男子ケイリン 金メダル
2.女子ケイリン 3位以内
3.男子オムニアム 金メダル(橋本選手の成長を願って)
4.女子オムニアム 金メダル(梶原選手への期待を込めて)
5.男子チームスプリント 3位以内
6.+おまけとして団体追い抜きとにかく五輪に出る事
ここまでは難しくても3個以上のメダル獲得は最低目標に掲げて良いのではと考えています。
窪木選手のトラック種目での活躍も期待しています!