(千ヶ滝温泉横の坂、結構な勾配です)
全日本マスターズ選手権が終わり、次の目標は湯ノ丸ヒルクライムです。
やっと固定ギヤでのキツイ練習から解放されると嬉しく思っていました。
ロードバイクで自宅近くにあるゲキ坂に挑戦してみると、パワーアップしている自分に出会いました。
インナーギヤを使用せずにおよそ12%~14%の坂を上り切ることができました。
次に千ヶ滝温泉横の長くはありませんが、同様の坂も上り切り、国道を避け、別荘地内の坂も楽に登れました。
国道146号線に出て、このまま最高地点の峰の茶屋まで登ろうかとも考えましたが、練習初日なので引き返しました。
固定シングルギヤでの練習はパワーがつきます!
無駄ではありませんでした。
下肢だけではなく、上肢、体幹の筋力もついて、バランスも良くなります。
帰ってから、しばらく乗りたくなかったブレーキ付きトラックレーサーに再び乗り換え、パワーアップのための練習です。
70年代~80年代、ロードレースは国体等、年に数回しか開催されていなかった時代でも、ジロ・デ・イタリアを日本人として初めて完走した市川 雅敏さんのような強いロードの選手が何人か存在しました。
ロードレースの大会が極端に少ないのになぜ強かったのか?
(東京五輪の会場になった伊豆ベロドローム)
当時のロードの選手は例外なくポイントレース等、トラックの中長距離種目でも活躍していました。
そのことからも、トラック練習やトラック種目への取り組みはロードレースのレベルアップにもつながることを示しているのではないでしょうか。
しばらくは、ロードでの練習がメインですが、2割ぐらいはトラック固定ギヤでの練習も継続していきたいと考えています。