最近よく「重信房子」という名前を見かけます。今朝の朝刊でも見ました。だから気になってこの方のことをネットで調べてみました。
【重信房子】
■1945年生まれの76歳
マルクス主義
左翼
テロリスト
革命家
日本赤軍最高幹部
だけど父親は右より
■明治大学夜学時代に、学費値上げをきっかけに明大闘争に参加。遠山美恵子(赤軍幹部永田洋子のリンチによって1972年死亡。永田洋子は脳腫瘍によって2011年に獄中で死亡)と知り合い、「共産主義者同盟赤軍派再建に協力してほしい」といわれ加入する
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組織は分裂
■1970年大菩薩事件に関与したとして逮捕。このときすでに重信は組織の最高幹部の重要ポストに出世していた
■1971年、奥平剛士と偽装結婚し「奥平房子」という戸籍を得て出国しパレスチナへ。レバノンのベカー高原を根拠地として日本赤軍を結成し1980年にかけ世界各国でのテロ行為の首謀者となる
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国際手配
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逃亡
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大阪市西成のマンションにしばらく潜伏
2000年、公安が重信を確認。コーヒーカップの指紋が証拠となり大阪府高槻市にて逮捕される。このとき重信房子は56歳
懲役20年
2022年5月末刑期満了
「出所後は謝罪と感謝とリハビリと闘病で一杯。。好奇心をもって楽しく生きつづけようと思います」と手記でのべている
🤔ルルの感想
重信房子という方はテロ組織の首謀者だったみたいで、直接手をくだしたわけではないようです。テロ事件の1つ1つを詳しく調べてはいませんが、オウム事件に似た風潮を感じます。オウム事件の首謀者である麻原彰晃は死刑でしたが、重信房子は懲役20年。同じ首謀者でも刑罰は全く違います。ルルは「宗教的洗脳の有無」と、「男女の違い」と、「テロの対象が日本(政府)かそうでないか」の違いが刑罰の違いに現れているのではないかと感じます。
重信房子は5月末に出所するそうですが、その様子はテレビなどで生放送されるのか?人権問題にかかわるからしないか、、だけど山口組組長が出所した日の光景はテレビで見た記憶がある。
重信房子はガンで闘病中ということだ。連合赤軍でリンチ犯の永田洋子は脳腫瘍で亡くなっている。自業自得、因果応報で今世のうちに病になる苦悩、病死の苦悩によって罪は精算されたのでしょうか、、しかしリンチ事件の被害者からみればそれだけじゃ許すことができない恨みや恐怖の記憶は風化されそうもないだろうが、、、
1960年から1980年にかけて、このような若者による革命運動がさかんだったようです。現在では考えられませんね。現在はことなかれ主義の平和が一番!という時代ですが、ネットの「掲示板の書き込み、さらす、暴露、動画にあげる」や、「会話を録音する」ことによって革命運動せずとも、社会のコンプライアンスは整ってきたようです。しかし極端な正義感を持つのも考えものですが、、何でもかんでも「誹謗中傷」だと批判したり(誹謗中傷だと誹謗中傷するみたいな)。。
そうなると結局ネットではなく、やはり昔のような革命運動の実践が必要になるのか、、?