薬局にて

薬局において二千円札を使用した．薬剤師さんには普通に
「珍しいですね．」
と言われた．

今まで二千円札というものに接したことがほとんどなかったのであろう．致し方のないことである．だが，珍しいと思うのも今のうちである．この先いやというほど二千円札に接してもらうことになろう．

医院にて

今日は医者に行った．支払いに二千円札を出したところ，
「二千円札，めずらしいですね．」
と言われた．私は
「これが趣味なんですよ．」
と返した．それに対し，
「大事な趣味の二千円札をもらっちゃっていいんですか？」
と聞かれたので，
「もちろんいいんですよ」
と応えた．

今日は医者に行っただけあって私も弱気であった．

自動車税を支払ってきた (2)

勢いづいた私は，親が所有している車の自動車税も払ってきた．やはり近所のコンビニであるが，今度はセブンイレブンである．

若い女性と思しき店員は一瞬ギョッとしたような顔をしていた．そして，私野田した20枚の二千円札を10枚ずつカウントした．それらの合計額が40,000円であることを認識するのに，少し間があった．

さすがに今回はやりすぎたのだろうか？否！(以下略)

自動車税を支払ってきた (1)

かくして，私は近所のローソンで自動車税を支払ってきた．

私は店員に自動車税納税通知書・領収証書ならびに29枚の二千円札を出した．店員は私が出した紙幣が全て二千円札であることを確認したのち，私にも一緒に紙幣の枚数を数えるよう求めた．我々は一緒に紙幣を数え，それらを10枚ごとにキャッシャーの上へと積んで行った．かくして無事に計数は終了し，私は58,000円の支払いを完了した．

私はやりすぎたのだろうか？否！まだ足りない．まだまだ全然足りない！！二千円紙幣の流通を促進するという大目標を前にして，「やりすぎ」などという言葉は存在しないも同然である．私はこれからも二千円札の普及に向けて前進するつもりである．

自動車の維持にかかる諸費用

今年もまた憂鬱な季節がやってきた．そう，自動車税納税通知書が私に送られてきたのである．納税額は58,000円である．これに追い討ちをかけるように，来月には車検が切れる．これには120,000～150,000円かかるだろう．さらには自動車保険の更新もしなければならない．これには70,000円程度かかる．この一連のイベントで，30万円近い金が私の手元から旅立ってゆくことになるのだ．

さて，これらの支払いについてであるが，車検費用は日産ICカードである．現金すなわち二千円札での支払いも可能ではあろうが，カードによる優待が受けられなくなる．また，自動車保険は口座からの引き落としである．

残った自動車税についてはいくつかのオプションがある．
+ Pay-Easyを利用したオンライン決済
+ 金融機関での支払い
+ コンビニでの支払い
このうち，オンライン決済では二千円札を動かすことができないので，私としてはおもしろくない．金融機関で支払うのも，そこで両替して入手した二千円札をみすみす直帰させることになるのでナンセンスである．あとは消去法でコンビニ決済しかない．私が払った二千円札はコンビニから銀行へと逆戻りであろうが，少しは人目に触れることができるだろう．

年度末銀行券発行高

日銀のウェブサイトを訪れると，二千円券に関する有用な情報が多く見つかる．今回は，2007年度から昨年度までの「年度末銀行券発行高」について触れることにした．

通貨関連統計 ｜ 銀行券発行高：日本銀行

ここで，その枚数を減らしつつあるとはいえ，二千円券は2009年度にも発行されたことに注意されたい．ストップしているのは「製造」のみである．日銀の倉庫に眠っている在庫が掃ければ再び生産は再開されうるのである．

「二千円札は新規に発行されない」などという文言に騙されないようお願い申し上げる次第である．市中の銀行などは意外に平気で嘘を言ったり書いたりするので用心されたい．

わが同志の成長

昨日は同志と夕食をともにした．普段は両替ができない彼のために，前回の会合において，私は50枚の二千円札を彼に預けていた．今日はそれが10枚の一万円札になって返ってくるものと考えていた．

ところが，返ってきたのは50枚の二千円札であった．さらに彼は分厚い封筒と二枚の伝票を私に見せた．彼は，28日と30日にそれぞれ50枚ずつ二千円札を仕入れていたのである．彼は大企業に勤めているため，4月28日からゴールデンウィークに入っていた．銀行の開いている平日が休みとなった彼は，その機を逃すことなく，両替活動に勤しんでいたのだ．

元々，彼は私により二千円札道へと引きずり込まれた人間である．私は彼のことを普通の二千円札「大使」であると認識していた．しかし，今回はその認識を改めざるを得なかった．彼は立派な戦士となったのである．