弐千円札よ永遠に

Remember the 2000-yen bill!

Fedora 11に日本語LaTeXをインストール

2009-07-28 22:14:14 | Linux
Fedora 11において日本語でLaTeXを使うためにはどうしたらよいのかと調べてみたところ,どうやらptexliveを使うのが良いらしいということが分かった.
FrontPage - ptexlive Wiki

ptexliveをインストールするためには,あらかじめTeX Liveなるものをインストールしておく必要がある.TeX Live自体はyum,gpt-application,Synapticといったパッケージマネージャでもインストールできるが,その上にptexliveを構築するためには不十分なようである.したがって,DVDを1枚焼き,それを使ってインストールする必要がある.必要なISOイメージは
TeX Live - TeX Users Group
などから取ってきた.

インストールにあたっては,ソースをコンパイルするためコンパイラ環境が必要である.こうした環境はfedora 11そのままではインストールされていないので,追加する必要がある.今回はdevelopment-tools,development-libs,GNU patch,libXaw-develを追加でインストールした.なお,さらにnkfも必要である.これらはすべて,パッケージマネージャでインストールできる.

あとは前出のサイトからptexliveを取ってきて,READMEの内容に従ってインストールすればよい.なお,makeの途中(7font-search.sh)でエラーが出たため,ptexlive.cfgの中身を
+--
| ### (任意) make font でフォント検索するディレクトリを追加指定
| EXTRA_TRUETYPE="/usr/share/fonts"
| EXTRA_OPENTYPE="/usr/share/fonts"
+--
のように変えた.
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大使失格

2009-07-24 17:58:34 | 弐千円札/雑記
薬局にて,いつもの通り会計を済まそうとしたところ,薬剤師の方に
「今日も二千円札ですね♪」
と言われた.内心どう思っているのかは分からないが,比較的好意的な反応であるように私の目には映った.

二千円札に関してポジティブな(少なくともネガティブではない)反応を相手が示したならば,何か気の利いた一言を添えるなどして,二千円札に対する興味や好意をより強めたいところである.しかしながら,今回の私はとっさにそうした対応をとることができず,少しはにかんで「ええ(ニヤリ)」と応えることしかできなかった.これでは二千円札大使失格である.せめて
「今後も二千円札をよろしくお願いします」
くらいのことは言えるようになっておきたい.
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fedora 11で決着か

2009-07-23 21:08:16 | Linux
Ubuntu 9.04とVine 4.2を試してみたが,プリンタドライバをインストールできなかったりUSBデバイスを認識しなかったりして,結局Fedora 11に落ち着くことになりそうである.ハードウェアは以下のような構成である.

- PC本体: IBM Thinkpad R50 (1829-7PE)
- プリンタ: Canon BJC-465J
- スキャナ: Canon FB 636U
- 外付けHDD: IO DATA HDP-U120

このプリンタBJC-465Jを動かすためには,Linux Foundationのサイト内にあるページ
Openprinting | Linux Foundation
を経由して,Omniなるドライバをダウンロードしてインストールする必要がある.

Omniのdebパッケージはないので,これをUbuntuにインストールするためにはtar.gzパッケージを取ってきてコンパイルしなければならない.そのためには,XML Parserはじめ色々なものを予めインストールしておかないと,最初の./configureをパスできない.これらを揃えても,私の環境ではmakeの段階でエラーが出てしまい,結局インストールできなかった.rpmパッケージをダウンロードしてalienでdebに変換することも試みたが,こうしてインストールしてもプリンタは機能しなかった.もちろん,RPM系のVineやFedoraではすんなりインストールでき,プリンタも動作した.

その他のUSB機器は,Fedoraでは動作し,Vineでは動作しなかった.Ubuntuでは,当初は動作してくれたものの,プリンタドライバのインストールで四苦八苦しているうちに,USBデバイスも認識しなくなってしまった.また,PC本体のサウンドデバイスは,UbuntuとFedoraで動作したがVineでは動作しなかった.

そのような経緯で,結局のところFedoraがよいということになった.日本語を使う際に多少難があるが,これは徐々に解決したい.
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セットアップが難航

2009-07-21 23:02:50 | Linux
昨日ubuntu 9.04をインストールしてみたところ,全体的に動作が遅いことが分かった.キーボードからの入力に対するレスポンスが特に遅いので致命的だ.ただ,USBデバイスやサウンドデバイスは認識してくれるようだ.ためしにVine Linux 4.2をインストールしてみたところ,動作は軽快だが各種デバイスは認識してくれなかった.

セットアップは,勉強しながら少しずつ進めていくことになりそうだ.Linux関連の書籍を購入したほうがよいのかもしれない.
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Linuxライフを始めるにあたり

2009-07-20 22:47:52 | Linux
このたび久々にLinuxを使うことにした.自分のPCにLinuxをインストールするのは約1年ぶり,本格的に使おうとするのは約9年ぶりである.

2000年---今にして思えば二千円札が発行されたころ---私はWindows 95からWindows NT 4.0やSlackwareなどを経てPlamo Linuxに移行した.安定性が高いOSと,C言語によるプログラム作成やLaTeXによるレポート作成に適した環境が当時は望ましかったのである.Plamo Linuxなどというマイナーなディストリビューションにしたのは,当時私が所有していたマシンが少し特殊で,Red Hat Linuxをすんなりインストールできなかったことによる.

あくる年,私は社会人となったため,仕事でMicrosoft Officeを使うことが多くなった.プライベートで使うマシンもそれに引きずられる形で再びWindowsになった.就職した直後に購入したマシンには,Windows Meなる悪夢のようなOSがプリインストールされていたが,そこは試行錯誤を重ねてWindows 2000をインストールし直し動くようにした.

それから長い月日が流れて2008年になり,再びLinuxに触れてみたくなった私はVine Linuxを自分のPCにインストールしてみた.以前と比べると格段にインストール作業が楽になっていることに驚いた.OpenOffice.orgなるオフィススイートが登場し,Microsoft Officeとの互換性が高くなっていることにも驚いた.しかしながら,そのときは本格的にLinuxを楽しめるような状態ではなかったので,ほどなくしてWindows XPに戻した.

それから約一年,こんどは家のFAX機が少し怪しくなってきた.これが壊れてしまったとして,FAX機を新たに買うよりは,ラップトップPCをFAXサーバに仕立てて,リモートのWindowsマシン経由でFAXの送受信ができたらいいのではないかと考えた.どうせサーバを作るなら,またLinuxにのめり込んでみようと思ったのである.

FAXサーバを作るとなると,少し道のりは険しいかもしれない.そう思って,ディストリビューションは無難そうなubuntuにした.
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二千円紙幣の誕生日

2009-07-19 12:00:00 | 弐千円札/論説
本日7月19日は二千円紙幣の誕生日であることを,2000年マスター氏のブログ記事
2000円札応援隊 | 進め!2000円札
にて知った.ちなみに,日本銀行那覇支店のページ
二千円札コーナー | 日本銀行 那覇支店
には,本日が二千円紙幣の誕生日であるということに触れた記述はない.

記念日だからといって感慨に浸るわけではないが,発行から9年が経過しても二千円紙幣が一向に流通しないこと,それに対して政府や日銀が何も対策も打たない現実にはあらためて失望させられる.貨幣というものは,発行されれば自然に流通するものではない.政府や中央銀行の努力と信用が不可欠である.現在の政府や日銀は,先人たちが築いた「強い円」の上にあぐらをかき,貨幣を流通させるためには努力が必要であるということを忘れているように見える.
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OpenOffice.org

2009-07-16 22:08:00 | PC関連
私は家のPCにOpenOffice.orgをインストールして使用している.以前はMicrosoft Officeを使っていたが,一年くらい前にこちらへ乗り換えた.OpenOffice.org日本語プロジェクトによれば,このオフィススイートには色々な特長があるのだが,さしあたり
+ 無料である
+ Windows以外のプラットフォームでも使える
+ MS Officeと高い互換性がある
+ PDFファイルを作成・編集できる
といった点だけでも十分に魅力的である.

MS Officeを使ってきた人であればOpenOffice.orgも何となく使えるが,手引書として「オープンガイドブックOpenOffice.org3」iconを読んでみるのもよいだろう.また,旧バージョンに対応した「オープンガイドブックOpenOffice.org2.0」に関しては,そのPDFファイルを無料でダウンロードすることもできる.

Use OpenOffice.org
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医院ならびに調剤薬局にて

2009-07-10 17:04:00 | 弐千円札/雑記
本日は医院ならびに調剤薬局へ行った.いずれも,私が毎回のように二千円札を使用している場所である.

まず,医院で千円札を使ってみた.たまには違った券種を使ってみたほうが,メリハリがあって良いのではないかと考えたのだ.この私が千円札を出したことに驚かれるのではないかと期待したが,残念ながら特別な反応はなかった.

次に,調剤薬局に行った.ここでも千円札を使ってみようかと思ったが,初めて顔を見る薬剤師さんが出てきたので,結局は二千円札で支払いを行った.期待通り,「んっ!?」といった感じの反応があった.
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紙幣の価値

2009-07-05 14:30:20 | 弐千円札/論説
今日の日本経済新聞「春秋」に興味深い記述があった.多くの日本人が二千円札に対して抱くイメージも,いわゆる「使い残した外国の紙幣」と似たようなものではないだろうか.

春秋(7/5) - NIKKEI NET

この記事に以下のような一節がある.
---
紙幣には「信用」という名の魔法がかかっている。本当は精巧な印刷物にすぎないのに、価値ある通貨に化けるのは、政府や中央銀行が立派な働きをしているという暗黙の了承があるからだ。その効力が及ばない場所では、お札は途端に色あせる。そんな微妙な信用の構造が金融危機で狂ってきたのは間違いない。
---

二千円札の価値を否定することは,政府と日銀の信用力を部分的ながら否定することにつながる.政府や日銀の信用力が否定された先には,いわゆる通貨危機が待っている.もちろん,二千円札が流通しないからといって,それが通貨危機に直結するというのは暴論であるが,通貨が国内外の厳粛な信用の上に成り立っていることが忘れられていることは想像に難くない.

日銀にとっても,景気の先行きを占うことに地道を挙げることよりは,通貨の価値を守ることの方が本来の任務に近いであろう.蟻の穴から堤も崩れるということにならぬよう,二千円紙幣の流通を促進させてほしいものである.
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

調剤薬局にて

2009-07-03 18:33:20 | 弐千円札/論説
調剤薬局で薬を出してもらったところ,会計が2,000円だった.これはもう,二千円札を出させるために弾き出したとしか考えられない金額である.

満を持して1枚の札を出したところ,薬剤師さんの反応は
「珍しいですね~二千円札もすっかり影をひそめちゃいましたね~」
といったものであった.このように言われるのは,二千円札大使としては悔しいものである.このようなことを言わせないよう,日銀や財務省には少し努力してもらいたいものである.
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする