弐千円札よ永遠に

Remember the 2000-yen bill!

適材適所

2008-09-30 23:03:23 | 弐千円札/論説
明日から新しい職場に通うため定期券を購入した.57,450円もの代金をどのように支払うべきか.私は悩んだあげくクレジットカードを使った.

29枚もの二千円札を流通させるチャンスを逃したのは何故か.決して,金がなかったからでもカードのポイントが惜しかったわけでもない.こうした高額の決済をする上で,二千円札を使うことは適材適所ではないと考えたからである.

一度に大量の二千円札を使えば,窓口の係員に強烈なインパクトを与えられたであろう.しかしながら,29枚もの紙幣を数えるのは面倒な作業である.一万円札以外の紙幣(ことさら二千円札)でそれをやれば,その係員に不愉快な印象を与えてしまうことも危惧される.二千円札大使である私としては,特に必要な場合を除き,二千円札に関連して人に不愉快な印象を与えることは避けなければならない.可能な限り,それが便利と感じられるような場面で二千円札を使いたい.そう考えて,二千円札による支払いを今回は断念した.
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二千円札を使う消極的な理由

2008-09-18 23:31:39 | 弐千円札/論説
現在までに製造された二千円札は8.8億枚にのぼるそうである.紙幣の製造コストは1枚あたり10~20円といったところらしいので,90~180億円の税金がつぎ込まれていることになる.二千円札に対応するために民間企業が投じたコストがどの程度になるかは分からないが,何百億円というオーダーで投資が行われたということになろう.


このまま二千円札を皆が使わないということは,こうした投資を無駄にすることでもある.それでいいのか?本当に,二千円札が不便で紛らわしく存在意義のないものであるならば,それは仕方のないことだ.

だが,慣れてしまえば二千円札は便利であるし,他券種と見間違いやすいということもない.だから,少しばかり頭の体操をしつつ,投資を回収しようではないか.
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スカイラインクーペ

2008-09-17 21:58:45 | 
私の愛車はスカイラインクーペ(CPV35)である.買ったのは2007年の5月(CPV35の生産が終了する寸前)だった.

当然のことながらというわけでもないが,トランスミッションは6速MTである.この時代,大排気量のエンジンを積んだFR車をマニュアルで味わうというのは,なかなかの贅沢である.レアに焼いた米沢牛(松阪牛でも神戸牛でもいいが)に塩だけかけて味わうのと同じ感覚であろうか.

エンジンオイルを4回,ミッションオイルを3回換えつつ10,000km程度の慣らし運転をすると,新車時に少し鈍重だったエンジンの回転が軽やかになり,多少ガサガサしていたギアのシフト感が滑らかになった.約一年かけて新車が良い状態に仕上がってきてくれるのは嬉しいものである.これでミッションが故障して載せ換えなんて事態になったらと思うとぞっとする.
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二千円札への誘い

2008-09-16 22:13:16 | 弐千円札/論説
一度でいいから
二千円札の束を手にしてみてほしい
その束を眺めれば
異様なオーラを感じることだろう
金額をカウントしてみれば
軽く混乱するだろう
でも何度か数えるうちに慣れる
あなたの頭の中に
新しい回路ができるのだ
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洗車

2008-09-15 20:46:06 | 
昨日今日と連続で車を洗った.昨日は実家の車を,今日は自分の車をそれぞれ洗ったのだが,洗車を生業としているわけではない私にとって,それは毎回のことながら結構な労働である.

私が洗車をするのは,単に汚れた車に乗っているのが気持ち悪いからだけでなく,洗車が終わった後の達成感がたまらなく好きだからでもある.そして,私が車を洗うと,必ずと言っていいほど雨が降る.下手に雨乞いをするより効果的なのではないかと思うほどに.そうして降った雨水がボディーの上で水玉になっているのを見て,また妙な充実感を覚える.さらに,その雨水が乾き黒い水垢となってボディーに残っているのを見て,軽い徒労感と切なさを覚える.

労働そして達成感,そのあとに訪れる少し切ないひと時...洗車とはなんと素晴らしいものであろうか.
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思案

2008-09-14 22:18:00 | 弐千円札/論説
私は,二千円札を普及させたいと思いながら本ブログに記事を書いている.その目的を達成するためには,二千円札に興味もない人や二千円札の存在を忘れていた人にも来てもらわなければならない.

一方で,私が書いた記事は二千円札に関したものばかりである.ブログタイトルに惹かれたにせよ,二千円札関連のキーワードで検索されたにせよ,ここに来られる方々は,すでに二千円札に関する問題意識をお持ちの方ばかりであろう(それはそれで有意義だが).

二千円札に興味のある方々以外にも読んでいただくためには,二千円札関連以外の記事を本ブログに書く必要性が生じる.ブログの置き場所もamebloなどに移した方がいいのかもしれない.悩ましいところである.
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お釣りに二千円札を

2008-09-13 21:46:37 | 弐千円札/論説
2000円マスターさんのブログ内にある記事
今日は2000円札の誕生日 | 進め!2000円札
を見た.こういう手もあったかという気がした.

小売店が釣り銭として二千円札を出さない理由として,客に文句を言われるのが嫌だからというものがある.そうした声に負けずに二千円札を出してもらうためにはどうしたらよいのか?私は今まで考えてきたが,このように「お釣りは二千円札でお願いします」と言えばよかったのだ.

これからは,二千円札を使うばかりでなく,釣り銭として積極的にもらうようにもしよう.
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二千円札は低額紙幣である

2008-09-08 20:22:11 | 弐千円札/論説
近年は二千円札に対応した自販機が多くなったが,その多くは切符や食券などの自販機である.自販機と聞いて多くの人が思い浮かべるであろう飲料の自販機は,ほぼすべてが二千円札非対応である.おそらく,このことが多くの人に「二千円札は自販機で使えないから不便だ」と言わせていると思う.その一方で,五千円札や一万円札が使えないから不便だという声は聞かれない.これは,これらの紙幣が高額紙幣であることに由来しているだろう.

飲料の自販機で二千円札を使えないことは妥当なのか?私は,二千円札普及促進派なので,基本的には妥当だと考えている.つまり,「五千円札や一万円札も多くの自販機で使えない中で二千円札だけやり玉に上がるのは変だ」というスタンスに立っている.

しかしながら,多くの自販機で使えないことを理由に二千円札が不便であるとする気持ちも分かる.二千円札は五千円札よりも千円札に近い存在,つまりは低額紙幣(小額紙幣)であると私は思うからである.単純に考えて,二千円札が千円札の2枚分であるのに対し,五千円札は二千円札の2.5枚分である.高額紙幣として用途が限定されるほどには,二千円という額面は高額ではないはずである.

それゆえ,二千円札の流通促進にあたっては,硬貨と千円札にしか対応していない自販機の二千円札対応化も有効であると思う.それを通じて,多くの人の二千円札アレルギーの源になっているであろう「飲料の自販機で使えないから受け取りたくないな」という意識を徐々に変えていくことができるだろう.
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寿司屋にて

2008-09-08 20:13:10 | 弐千円札/論説
昨日,友人と寿司屋に行った.当然のことながら会計は二千円札で済ませた.

まず,一軒目の店では「あら珍しいわね」と言われた.こう言われることは珍しいことではない.二軒目の店では「懐かしいですね」と言われた.これは問題発言である.こんなことを言せないよう,二千円紙幣流通促進活動を加速しなければならない.
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二千円札には強制通用力がある

2008-09-04 21:28:39 | 弐千円札/論説
先日頂いたコメントの中で,郵便局において,二千円札を出すことに対する苦情が連日寄せられたという話があった.悲痛にして無念,情けなくも腹立たしい気持ちである.

それはさておき,二千円札も日本銀行券の一種である.それによる支払いを拒否したり文句を言ったりすることは,果たして妥当なことなのだろうか?釈然としない気持ちで日々を送る中,あるブログ記事が私の疑問を晴らすきっかけを与えてくれた(断りなしにリンクを張るのも悪いので場所は伏せておくが).

結局のところ,二千円札を含む日本銀行券には法律を根拠とする強制通用力があり,それによる支払いを拒否することはできないそうである.もちろん,二千円札を受け取りたくなければ,預金の引き出しや買い物といった取引自体をしなければよい.しかしながら,「買い物はしたいが二千円札は受け取りたくない」という言い分は本来通用しない.こうしたことは,多くの人に知っていただきたいところである.
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