弐千円札よ永遠に

Remember the 2000-yen bill!

元旦にあたり

2011-01-01 18:00:00 | 弐千円札/論説
床の間に二千円札の束を飾ることにした.枚数は,年末に調達した378枚に元々あった14枚を加えた392枚である.今さら強調することでもないが,これらはすべて本物である.78万4千円の現金を無防備な状態で置いてあるわけなので,泥棒に入られたらひとたまりもない(そういう不運な泥棒はすぐに足がついて捕まるであろうが).ともあれ,これはできるだけ早く他の券種に換えて郵便局の定額貯金に入れたいと思っている.

さて,私がここまで常軌を逸した行動に走るのは,ひとえに二千円札を多くの人に手にしてほしいからである.我が国には,二千円札の存在を忘れている人が多くいる.その使い方に習熟する前から,勝手に「使いにくい」と決めつけている人も多い.さらに,二千円札に興味を持ち「見てみたい」あるいは「触ってみたい」と願いつつも,どのようにしたらそれを入手できるのか分からずにいる人も見受けられる.私は,そのような人々に,二千円札を手にして使う機会を提供したいのである.

なぜそこまでして二千円札を使わせたがるのか?それは,より多くの人に二千円札を受け入れてもらうことを通じ,日本人が覇気と誇りを取り戻すために必要な気概をつちかってほしいと考えているからである.現状では,多くの日本人は自ら思考することを放棄し,そこに貴重なリソースがそこにあることにも気づかず,漫然と従来通りの道具と手段を用いて生きている.しかしながら,二千円札を手にして使うことを契機として,そのような思考パターンと訣別する人が少数ながら出てくるであろう.さらに,そうした人々の中から,自分の頭で物事を考え,今ある資源や新しい手段を積極的に活用しようという気概を持つ人が出てくるであろう.こうした気概こそが,この国が様々な分野での迷走に終止符を打ち,我々が覇気と誇りを取り戻すために必要なものであると,私は信じている.

私の行動が正気の沙汰ではないこと,目的と手段を取り違えていることは私自身も認識している.しかしながら,私は「今しかできないこと」と「それを行う人間が自分以外にいないこと」はやり尽くさないと気が済まないのだ.


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