弐千円札よ永遠に

Remember the 2000-yen bill!

on 2000-yen bill

2009-11-29 21:28:40 | 弐千円札/論説
おそらく,今まで私のブログを読んでくださってきた方々は,私が二千円紙幣を愛するがゆえに流通促進活動に取り組んでいるのだと想像されているだろう.しかしながら,二千円紙幣それ自体に対して,私は何らかの思い入れがあるわけではない.平和希求,沖縄,守礼門,源氏物語絵巻,紫式部,その他の意匠...私はそれらに特別な興味があるわけではない.他の券種と比べて若干色合いがきれいであると思っているくらいである.

では何ゆえに私は二千円紙幣の流通促進活動に取り組んでいるのか.それは,二千円紙幣を拒む理由の多くが合理的な根拠に乏しいように思われるからである.他の券種と見間違えやすいという人々の多くは,そもそも二千円紙幣と他の紙幣をじっくり見比べたことがないはずである.金額の計算がしづらいという人々の多くは,2000が出てくる四則演算に今まで真面目に取り組んだことがないはずである.自販機で使用できないから困るというのは,二千円紙幣に限った話ではない.これらはすべからく慣れの問題であり,しばらく腰を据えて二千円紙幣の使用に習熟すれば,容易に乗り越えられるべき性質のものである.

使い慣れれば便利なものを目の前にしつつ,その使い方を覚えるのが億劫であるという理由だけで,それを使わずに不便さを甘受する...これは人間であれば誰しも持っている傾向であるが,実に愚かなことでもある.これについて多くの人がどう思うかは知らないが,私はそういった人間にはなりたくない.話は大げさになるが,日本人の多くがこういった心構えでいるようでは,日本の将来も先が見えている.そうした思いが,私を二千円紙幣流通促進活動へと駆り立てているのだ.

それでも二千円紙幣が不便と言う人は,見たものを識別する能力や四則演算をする能力に問題があると考えるべきである.自分にとって都合の悪いことを二千円紙幣や小渕恵三元首相ばかりのせいにすべきではない.

2という単位が中途半端であると考えている人は,なぜ5はキリがよくて2は中途半端であるのか,よく考えてみるべきである.2と5は10の約数であり,二千円紙幣を5枚束ねると10000円になることなどを考えてみれば,2000円という額面もそれなりにリーズナブルであるとの結論に達するはずである.少なくとも,「3000円札だったら便利なのに」などという発想にはならないはずである.
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両替(80枚)

2009-11-27 20:05:36 | 弐千円札/雑記
山梨中央銀行において両替を行った.

この記事を山梨中央銀行某支店の人に見られたら,このブログの主がどこの誰だかすぐに分かってしまうだろう.
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ptexlive-20091009 (Fedora 12)

2009-11-24 20:58:20 | Linux
Fedora 12への日本語LaTeX (ptexlive)のインストールを試みた.インストールの手順はFedora 11の時と同じである.

ptexliveをインストールするために必要な情報やダウンロードすべきファイルは土村展之先生のサイト
FrontPage - ptexlive Wiki
にある.手順は,このサイト内のREADMEに詳しく書かれている.

まず,インストールに必要な開発環境として,以下のパッケージをgtk-application (Package Manager for GNOME)でインストールした.これらは,先のREADMEにおいて必要とされているツールを含んでいる.
development-tools
development-libs
patch-2.5.4-40.fc12 (i686)
libXaw-devel-1.0.6-4.fc12 (i686)
その他に
nkf-1:2.0.8b-6.fc12 (i686)
wget-1.11.4-5.fc12 (i686)
も必要である.

さて,ptexliveをインストールするためには,あらかじめTeX Liveなるものをインストールしておく必要がある.TeX Liveはパッケージマネージャーではなく,DVDを用いなければならない.現行のptexliveをインストールするために必要なTeX LiveのISOイメージ(texlive2008-20080822.iso)は,既にobsoleteなので
TeX Live - TeX Users Group
などには置かれていないようである.したがって,少々怪しげなサイトからそれらしきものをダウンロードし,ここに書かれていることに従いインストールを行った.

あとはここからptexlive-20091009.tar.gzを取ってきてインストールした.makeの途中(7font-search.sh)において,
exec 'ln -sf "/usr/share/ghostscript/8.70/Resource/CMap" "/var/tmp/ptexlive2008/texlive-20080816-source/inst/texmf/fonts/cmap/ghostscript"' ? (yes/No)
exec 'ln -sf "/usr/share/fonts/sazanami" "/var/tmp/ptexlive2008/texlive-20080816-source/inst/texmf/fonts/truetype/f11sazanami"' ? (yes/No)
と聞かれる.ここで無回答(デフォルトでNo)だと後の(8test.sh)でエラーが出るので,これらにはyesと答えておいた.

かくして無事にインストールは完了したのだが,最終的に生成されたpdfファイルをevinceで見たところ,日本語が表示されないことが分かった.他のフォントを埋め込んでいないpdfファイルを閲覧してもやはり日本語が表示されないところを見ると,問題なのはptexliveではなくevinceのようである.実際,ウェブ上で検索してみると,日本語の文字が表示されない事例やその対策については色々なページで言及されている.今回はこれらを試すのも面倒なので,安直にAdobe Readerをインストールして解決を図ることにした.
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slmodemをインストール (Fedora 12)

2009-11-21 20:54:12 | Linux
Linmodemをインストールした.PCはIBM Thinkpad R50 (1829-7PE)である.前回からの変更点はOSをFedora 11からFedora 12にアップグレードしたところである.

インストールすべきパッケージは以下のとおりである.
kmod-slmodem-2.6.31.5-127.fc12.i686.2.9.11-27.fc12.34 (i586)
slmodem-2.9.11-7.20080817.fc11 (i586)
これらはFedoraのリポジトリに含まれているため,gtk-application (Package Manager for GNOME)を用いたインストールが可能である.

今回も,slmodemdを起動する前に,カーネルモジュールsnd_intel8x0mをアンロード&リロードした.
# modprobe -r snd_intel8x0m
# modprobe snd_intel8x0m
# slmodemd -c JAPAN --alsa modem:1 &
この後にcuコマンドを実行してみたところ,今回もモデムは正常に動くらしいことが確認できた.
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Omniをインストール (Fedora 12)

2009-11-21 19:44:32 | Linux
プリンタドライバOmniをインストールした(参考: Fedora 11で同じことをした時の話).PCはIBM Thinkpad R50 (1829-7PE),プリンタはCanon BJC-465Jである.前回との違いはOSがFedora 11から12になっている点である.

まず,インストールに必要なファイルとして,Linux Technology Centerのサイト
Linux Technology Center
から
Omni-0.9.2-1.i386.rpm
Omni-cups-0.9.2-1.i386.rpm
Omni-debuginfo-0.9.2-1.i386.rpm
Omni-foomatic-0.9.2-1.i386.rpm
をダウンロードした.

これらのインストールに先立ち,以下のパッケージをインストールした.
glib-1:1.2.10-33.fc12 (i686)
compat-libstdc++-33-3.2.3-68 (i686)
foomatic-4.0.3-1.fc12 (i686)
foomatic-db-4.0-6.20090819.fc12 (noarch)
foomatic-db-filesystem-4.0-6.20090819.fc12 (noarch)
foomatic-db-ppds-4.0-6.20090819.fc12 (noarch)
これらはすべてFedoraのリポジトリに含まれており,gtk-application (Package Manager for GNOME)を用いてインストールできる.

あとは前回と同じように
# rpm -Uvh --force Omni-*.rpm
として完了である.先にインストールしたfoomaticからのファイルとOmni-foomatic-0.9.2.1.i386.rpmからのファイルが衝突するため,ここはオプション"--force"を使って強行突破する必要がある.

その後,プリンタをセットアップしてテストページを印刷した.Fedora 11で同じテストページを印刷した時には一部文字化けが見られたが,今回はそのようなこともなく正常に印刷できた.しかしながら,やはり印刷後にはエラーメッセージが出て,終わったジョブがスプールに残ったままになる.

今回はrpmファイルからインストールしてみたが,tar.gzファイルを用いてコンパイルしてみたらどのようになるのかは興味深いところである.これもいずれ試してみたい.
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Fedora 12

2009-11-21 17:24:58 | Linux
11月18日(日本時間)にFedora 12の正式版がリリースされたため早速インストールを試みることにした.どのPCにしようかと迷った挙げ句,Fedora 11 (カーネル2.6.30)でUSBが使えなくなって困っているマシン(IBM Thinkpad R50, 1829-7PE)に白羽の矢を立てた.

インストールには"Installable Live CD"を用いた.CDを作成するためのisoファイルその他は
Fedora Project
からダウンロードした.その前に,preupdateによるFedora 11からのアップグレードも試してみたが,途中で
トランザクションの実行中に次のような理由でエラーが発生しました: ディスク容量の不足
以下のファイルシステムは容量を増やす必要があります.
13M on /mnt/sysimage/boot
と言われ,作業を続行することができなかった.

Live CDを用いたインストールは無事に終了した.カーネルのバージョンは2.6.31となり,Fedora 11のカーネル2.6.30で使えなくなっていたUSBも無事に使えるようになった.
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HDDが昇天

2009-11-17 21:25:42 | PC関連
先日あのようなことを書いていたら,早速と言うべきか遂にと言うべきか,古い(Windows XPがインストールされている)方のHDDが壊れた.

私は,そのHDDに一度だけWindowsをインストールすることを試みた.それが壊れてしまったことを再確認するくらいの気持ちであった.すると,30 GBしかないHDDのフォーマットに何時間もかかった挙句,インストールされたWindowsは起動しなかった.どうやらそのHDDは天寿を全うされたようである.

あとは,残ったHDDにWindows XPをインストールし,さらにFedora 11を入れ直してデュアルブート仕様とした.ここまできてなおWindows XPにこだわるのは,ファームウェア更新用のFDを作成するなど,Windows XPでなければできない作業があるためである.
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わがデスクトップ

2009-11-15 11:28:24 | Linux
昨日Fedora 11をインストールしたPCと周辺機器は以下の通りである.
[BIOS & OS]
BIOS: KS41GX BIOS P2.80
OS: Fedora 11 (kernel: 2.6.30.9-96.fc11.i586, GNOME: 2.26.3)
[Hardware]
Motherboard: ASRock K7S41GX
CPU: AMD Athlon XP 2800+ (@2083 MHz)
Memory: Buffalo DD400-512MX2 (512 MB x2)
HDD (IDE): Maxtor 33073H3 (27.9 GiB)
HDD (SATA): Maxtor (160 GB)
PCI-SATA bridge: I-O DATA SATA-PCI
CD/DVD: LG CD-RW CED-8080B
[Peripherals]
Keyboard: PFU HHKB Lite 2 (KB-0010, PS/2)
FDD: IBM (P/N 76H4091)
Mouse: IBM (P/N 10L6144, PS/2)
Monitor: IBM (03761428-2R, 1024x768, 60 Hz)
Printer: Canon BJC-465J
Scanner: Canon FB636U
念のためlspciの実行結果は以下の通りである.
# lspci
00:00.0 Host bridge: Silicon Integrated Systems [SiS] 741/741GX/M741 Host (rev 03)
00:01.0 PCI bridge: Silicon Integrated Systems [SiS] SiS AGP Port (virtual PCI-to-PCI bridge)
00:02.0 ISA bridge: Silicon Integrated Systems [SiS] SiS963 [MuTIOL Media IO] (rev 25)
00:02.1 SMBus: Silicon Integrated Systems [SiS] SiS961/2 SMBus Controller
00:02.5 IDE interface: Silicon Integrated Systems [SiS] 5513 [IDE]
00:02.7 Multimedia audio controller: Silicon Integrated Systems [SiS] AC'97 Sound Controller (rev a0)
00:03.0 USB Controller: Silicon Integrated Systems [SiS] USB 1.1 Controller (rev 0f)
00:03.1 USB Controller: Silicon Integrated Systems [SiS] USB 1.1 Controller (rev 0f)
00:03.2 USB Controller: Silicon Integrated Systems [SiS] USB 2.0 Controller
00:04.0 Ethernet controller: Silicon Integrated Systems [SiS] SiS900 PCI Fast Ethernet (rev 90)
00:09.0 Mass storage controller: Silicon Image, Inc. SiI 3112 [SATALink/SATARaid] Serial ATA Controller (rev 02)
00:0a.0 FireWire (IEEE 1394): Texas Instruments TSB12LV26 IEEE-1394 Controller (Link)
01:00.0 VGA compatible controller: Silicon Integrated Systems [SiS] 661/741/760 PCI/AGP or 662/761Gx PCIE VGA Display Adapter

こうしてあらためて書き連ねてみると,いったいどこのゴミ捨て場から拾ってきたのかと思うような構成である.こうなっているのは,今までに使っては壊れていったPCから,使えそうな部品を取り出して流用してきたためである.まず,PS/2マウスとスキャナは10年前に購入したPCからの流用品である.また,FDD,HDD (IDE),CD/DVDドライブならびにモニタは9年前に購入したPCからの流用品,HDD (SATA)はまた別なPCのドライブを取り替えた際に発生した品である.さらに,プリンタは友人から譲り受けたもので,かれこれ10年以上前の製品である.なお,マザーボード,CPU,メモリ,キーボードならびにPCI-SATAブリッジは単品で購入した.

私は節約指向・エコ指向なので(車と肉は別である),使えるパーツや周辺機器は壊れるまで使い倒す方針である.しかしながら,さすがにPS/2のマウスとキーボード,そしてSocketAのマザーボードとCPUを使えるのは今回が最後だろう.片方のHDD (IDE)とモニタにもそろそろお迎えが来そうである.これらが壊れたら,さすがに新しいPCを購入することになりそうである.
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Fedora 11をデスクトップPCにインストール

2009-11-14 21:32:44 | Linux
一年近く押し入れに入っていたデスクトップPCにFedora 11をインストールした.このマシンにはHDDが2台搭載されている.うち1台にWindows XPがインストールされているので,残りの1台にFedoraをインストールした.

デュアルブートにあたっては,BIOSの機能を使ってブートするHDDを起動時に選択するようにした.デフォルトはFedoraの入っているHDDである.GRUBを使ったデュアルブートも試したが,Windowsしか立ち上がらなかったり,ハードウェアからビープ音が出たりで,結局うまくいかなかった.

何とかインストールしてみたところ,まだ目立った問題点は見受けられない.カーネルを2.9.30にしてみたが,USBデバイスは問題なく使えている.

これから以下をインストールしたい.
- OpenOffice.org
- Emacs
- Omni (printer drive)
- ptexlive
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いかにして反二千円札派と対峙するか

2009-11-10 21:30:32 | 弐千円札/論説
世の中には少なからず反二千円札派に属する人々が存在する.こうした人々に対し如何に対処していくかという問題は,二千円札大使にとっては十分に考察の価値があることであろう.

ここで,「悪いのは二千円札でも小渕恵三でも塩川正十郎でもない.あなたの頭だ.」とまで言い切ってしまえば,気分的にはすっきりするであろうが,相手からの反発は必至である.

ではどうしたらよいのか?二千円札に関して否定的な言動をする人を前にして,二千円札大使はどのように振る舞い何を言えばいいのか?その解答は自明でもなければ一つでもないはずである.私にも,これといって解答があるわけではない.

これからしばらく,本記事をアップデートする形で悩んでみようと思う.
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