ブックマーク

今日 ひさしぶりに学校にいかなかった日
なにをしたでもないような日

不思議な体験だけがあとに残っている日


んー、と考えて、人の前でうたをつくった
ペンで音階のとおりに、ことばにしていった
ぼくがしたことはそれだけで、あとは歌とよばれるようになった
歌になる前までは、おそらく見向きもされなかっただろうことかもしれん
歌にするまでもないことだったとは思えん


ただ、ぼくがなにかをしたとは言えん

そんなあいまいなかんじだ


そんなあいまいなかんじでできた歌もあいまいに消えていってしまいそう
いまはまだここにあるようだ

消えたときは、たぶんものすごく辛くなるだろうか