さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

いつかぼくも

2012年06月12日 | 三角記事
大林宣彦が70歳の新人宣言 というのをやって、今回が二作目らしいですね
ツイッターでしりました


ある日から、それまでの自分に、違和感を感じはじめるということ
とてもよくあることだ
なにかしら、作品と呼ばれるものを作っている作家なら、これはのっぴきならない問題として立ち上がってくるからだ。

人間が作り上げる「世界観」というものは、だいたいどれも間違っているものなのだ
ひとつひとつ進んでゆくごとに、最初の位置からどんどん離れてゆくことになるだろう
そうして、歩き続けていると、地球の裏側に到達することになる
ふるさととは真逆の世界観がそこにはあって、人は行き詰まりを感じることになる


もしぼくが、これからも長い間、生き続けられるとしたら、もう一度くらい「新人宣言」をしてみたいものだ
そうしてそれまでのキャリアを、ぱっと手放してしまえたら、さぞ痛快だろうなと思う。