さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

紙の話

2012年08月14日 | 三角記事
くしゃくしゃになっていた紙を、手でのばしている
いつか使わなくなってしまったやつ
捨てられたようになっていて、ほこりや風が何度も吹きつけられた
忘れられた紙
風の吹くままに、あちらこちらへただよっていたやつ
波のまにまにすくわれて、流されて、もまれた
ところどころやぶれてしまったような

ある日、その紙をまじまじと見つめている人をみかけた
その人は、ふと興味をなくし、ポイとなげすてたところへ、あわててかけつけ、拾ったのはぼくだった
これは、いつかの、ぼくのものだった

無地の一件

2012年08月14日 | 三角記事
ここのところ、やや緊張したおももちで、考えごとなどしていた
いや、いまもまだ考えごとはつづいている

ひどい雨が、朝な夕な降り立って、かみなりが空を赤く染めたことだってあった
それは激しかった
目の覚めるような、というよりも、じじつそれで目がさめたのだった

昨日は車に乗った
とても久しぶりだった。雨の中国高速を、ややあやしいスピードでとばしてくださった

かきたいことがある。
ぼくはここいらで夏休みをおえることにする。