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さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

六曜(知らなかったこと)

2012年09月11日 | 三角記事
カレンダーにはさんざん載っていたのに、今の今まで関心がなかった。
ふと気になりだすと不思議なもので、自然と「そういえばこれは何だ」と考えるようになった。
以下覚え書きである。


先勝
「先んずれば即ち勝つ」の意味。かつては「速喜」「即吉」とも書かれた。万事に急ぐことが良いとされる。

友引
「凶事に友を引く」の意味。何事も引き分けで勝負のつかない日。朝晩は吉、正午のみ凶。ただし葬式を忌む、と言われる。
「ともびき」という読みが一般的となっているが、中国語の「留引」を「ゆういん」と読むことがルーツとなっており、訓読みとなって「ともびき」と当てはめたため、「友を引く」こととは関係がなかった。
なお「留引」は、現在あることが継続・停滞することを表し、良き事象なら継続を、悪き事象なら対処を、という「状況を推し量り行動する日」だった。

先負
「先んずれば即ち負ける」の意味。かつては「小吉」「周吉」と書かれ吉日とされていたが、字面に連られて現在のような解釈がされるようになった。万事に平静であることが良いとされ、勝負事や急用は避けるべきとされる。「午前中は凶、午後は吉」ともいう。

仏滅
「仏も滅するような大凶日」の意味。元は「空亡」「虚亡」と言っていたが、これを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、これに近年になって「佛(仏)」の字が当てられたものである。
この日は六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。この日に結婚式を挙げる人は少ない。そのため仏滅には料金の割引を行う結婚式場もある。
「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」ともいわれる。
また『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もある。

大安
「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされる。早ければ良い。万事に急ぐことが良い。何事においても吉、成功しないことはない日とされ、特に婚礼は大安の日に行われることが多い。

赤口
陰陽道の「赤舌日」という凶日に由来する。六曜の中では唯一名称が変わっていない。午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶とされる。
この日は「赤」という字が付くため、火の元、刃物に気をつける。つまり「死」を連想される物に注意する日とされる。
「しゃっこう」「しゃっく」「じゃっく」「じゃっこう」「せきぐち」などと読まれる。
「万事に用いない悪日、ただし法事、正午だけは良い」と言われる。


 以上はwikiから転載、一部修正したものであるが、広辞苑ではもっと簡潔に見ることができる。以下広辞苑より転載。

先勝 午前は吉、午後は凶、急いで吉という
友引 朝晩は吉、昼は凶とする。友を引くとして、この日葬式を営むことを忌まわしむ俗信がある。
先負 この日平静を守って吉、午前は凶、午後は吉という。陰陽道で公事又は急用に忌むという日。
仏滅 俗に万事に凶である悪日とする。
大安 吉日で万事進んでよしという。今日では、多く結婚式などに用いられる
赤口 大凶の日。正午のみ吉という