さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

多忙をきわめる

2010年09月22日 | 三角記事
なんだかんだとちゃっかりしてはいるんだけど
だからこそ その なんというか

なんとかのぶんざいで! とか
そういうこととよく似ているというか
もうちょっとなげやりなんだなというか

いやいややっているわけじゃないけど、気がすすまないのはそれはやはり嫌だからだなあ

ぼくは言うぞ文句を いえないこと言うぞ全部を
と そういうわけにはいかないかなあ

道をしるしてみればおとといは
まさにおとといこいの過ぎ去りし日

へたな月夜

2010年09月21日 | 三角記事
ひさしぶりにまとまった話をしたあの人
ひさしぶりに顔を合わせたその人
とにかくしばらくぶりに音を合わせたギター

ぼくの忘れていたこと

つつがないように合わさっていた日々
なにか足りないと感じつつも、疑わないのがいいと
むだに押さえつけて、また、押さえ込まれていたぼく

それがぼくをぼくにしていたといえば それはそう
その逆もまた、限りなくそうなのだ 


 ぼくは日記を毎日つけます。これがそれです。
 文字を書くことはあまりないけれども、打つことは毎日そうです。
 おちぶれたとか、だめになってしまったとか、昔を知っているひとはとにかくそういうふうにかんがえるのでしょう。
 ただぼくにとっては、文字は打つものであった、それだけなのであって。


なかなかまとまらない文章だ
またつまづく日がくるときまで、どうにか大切にしたい。
ぼくは芸術家になった。

痛くないニュース

2010年09月20日 | 三角記事
テレフォンショッキングではいつもどおりといえばいつもどおりの
なにげないその場所での井戸端の
ありふれた「ありふれた話題」なんかの
いまここできめてしまう流れの
はなから気にしていないような それでいてかなりむちゃなフリやしぐさの
そのためにある番組の


みかんたべたい
そういえばこの前みかん買ったねえ
盛ったねえ
おしげもなく買ったねえ

なんだか今日の文章はいやらしい

もうこんなところ
はたして今日は祝日の
ありふれた祝日の一日の
それでいて老いかけて 敬いかけの
いつから敬われるのかよくわからない基準の

堤防でうたう

2010年09月19日 | 三角記事
いまはなんでもかんでも気軽にでき得る時代なのかしら
そうだとしたら、ほかとの違いがだんだん見えにくくなってくるね
そうだとしたら、なにもできないわ… と考えているのがばかばかしくなるぐらい、なんでもできるのな

それでいいんだけどよくないだろう
芸術家がなくなったら、ぼくはもうね(笑
みんなが絵を描ける時代はいままでもそうだったのだし、これからもそうだろう
ただ、みんながみんな、こんなにうまい、こんなにきれいな絵を描ける時代は、前代未聞なのだね


今日は連休の半ば
みんなだいたい休日をたのしんでいる
そういえばつい先ごろまで、夏休みだったのにね
ぼくは明日が授業開始の日
なんの日だったか、たしか祝日なのね
行っておきたい展示も、場所も、ずっとあるわけではないし

無条件

2010年09月18日 | 三角記事
また新しい動きがみえる
ぼくのことなのに、自分でも予測していなかったところへ飛んでゆくと、ややびっくりする。
それで、そうしてみると、変えてしまうことはむちゃくちゃ簡単だ
逆に、続けることはやはりむずかしい
ぼくは飽きやすいのかもしれない。いやたぶんそうだろう。

昨日は作業をやって、それからひさしぶりの人とすこし話をした。
伸びすぎた髪の毛とか、ほつれほつれの取っ手とか、ぼろぼろのジーンズとか、色あせたシャツとか
やはりあまり変わっていないようだった。

ぼくはまた次の絵を描くんだけど、それはまたその次の絵につながってゆくというわけにはいかないかもしれない。
予測に予測をかさねた文章でしか書けないが
しかしなにもあてにならないことは確かなのだ。

フォークとスプーン

2010年09月17日 | 三角記事
閉店ガラガラの店の広告にみせられます
しかしなんだねえ、あっというまに秋のおももち

ずっとこうだといいのだが
やや飲みすぎた頭は変にさえている
梨や早いみかん、いちばんおいしい季節はあんがいみじかい

ずっとこうだろう
しかしまだなにかを忘れているような
なにしろぼくは今までかなりのことを忘れて、また勝手につくってのくりかえし

みすみすしたミス

2010年09月15日 | 三角記事
この世は線
ぼくのかなりくたびれたシャツの、その紐のごとし

あの世は面
テンプレートのように、どこへ行っても同じ側面ばかりを見せられる

あの夜に星
まだまだクーラーをかけつづける電車は、それでまだまだすずしい

のぶ代の声
とっくに引退した人のままの、箱の中の追憶

憂き世のさざなみ
をとこのすなるにきといふものを おんなもしてみんとてするなり

光代の小説
あまり読んだことはないけど、いささかあきあきしています

夜の国

2010年09月14日 | 三角記事
昼まには公園に行った
久しぶりすぎて、道もおぼろげだった
ただところどころに、見覚えのあるポイント

たぶんほかより開発がゆるやかな地域の
その緩やかさがしみついているような
そんな場所で

なにかわかったら、このすべり台をすべります

なんていう、とんでもない約束をしてみせたのね
むり、むり、というぼくだったけど、いやもしかして…と、よくもまあわけもなく信じてみたものだ
あなたのおかげといおうか

ぼくはなにも、辛い思いをして、こうしているわけじゃない
できないことは絶するほどたくさんあるし
痛みや矛盾はそこかしこにあらわれている

今日もお弁当箱を持ち帰りそこねたし
だれもなにもほめられないことばかりをしている途中だし

サワディカ・メランコリカ

2010年09月13日 | 三角記事
ようやく季節がうごきはじめている
毎日晴れだった日々は去ってゆくのか

てなわけで今回から500回のコーナーをすすんでゆく
回数が問題なのではない
ただ、いちばん手っ取り早い目標なのがそれだ
そんなことはイチローもすでに気付いているはず


ぼくもぜんぜんわかってはいないけれども、そうして嘘でもなんでも続けなければならないわけだろう
何回でも、何千回でもまた
そうして迷いつつも変わるだろう